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AUTO POLIS


SB

文部科学大臣杯 2004年 MFJ R2-1 全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦 九州大会
主催:オートポリスサーキット(4.674Km)
予選レポート
DATE:2004-04-24

二人の全日本チャンピオンがGP125に復帰!
コヤマックスがいきなりポールポジションを獲得!!

 今年のGP125はおもしろくなりそうだ。なぜなら1998年、1999年、2001年、2002年と4度のチャンピオンを獲った仲城英幸と2000年のチャンピオン小山知良が、このクラスに帰ってきたからだ。予選では小山がポールポジション、仲城が3番手と実力通りのリザルト。

 「250で培ったマシンコントロールと、シーズンオフにはパワーのないミニバイクでコーナリングスピードを落とさないようにトレーニングを重ねたので、うまく125に乗り換えができている。ベストタイムを出した周も遅いバイクに引っかかったものなので(決勝では)1分57秒台でラップできると思う」と小山は自信のコメント。

 2番手グリッドには予選1回目でトップタイムをマークした葛原稔永がつけ、この二人のみが1分57秒台。葛原は「小山選手が速いですけど、チームの地元でのレースですし何とかついていきたいですね。スタートしてから2、3周が勝負です」と葛原。3番手グリッドの仲城は「マシンに問題があったけど、それも解消できそう。当然勝ちにいきますよ!」と戦闘モードに入っている。4番手には予選1回目で転倒を喫したものの、セットアップは上々という井手敏男がつけ、5番手の菊地寛幸と続く。菊地は予選1回目でマイナートラブルに見舞われ、1セッションを棒に振ってしまう。現状では厳しい状況だと言うが、レースまでに何とかまとめてくるはず。

 トップ争いは小山、仲城がリードし、葛原、井手、菊地がついていく展開になりそう。2列目にはチームを移籍した全日本2年目の柳沢祐一、全日本デビューの浪平伊織と若手ライダー二人が並び、ここまでが1分58秒台をマークする予選結果となった。

[佐藤 寿宏]

  ポールポジション:
#71 小山知良
     
  小山知良(ポールポジションインタビュー)
     
  予選2番手:
#5 葛原稔永
     
  予選2番手:
#101 仲城英幸
     
Photo by Y.Harada&H.Wakita(c)
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