| Rd1 MOTEGI | Rd2 SUZUKA | Rd3 TSUKUBA | Rd4 AUTO POLIS | Rd5 SUGO | Rd6 OKAYAMA | Rd7 SUZUKA |

SUPERBIKE RACE in MINE


GP125

文部科学大臣杯 2007年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦 SUPERBIKE RACE in もてぎ
主催:ツインリンクもてぎ(4,801m)
決勝レポート
DATE:2007-4/1
■開催日/予選:3月31日(土)、決勝:4月1日(日)  ■天候/予選:曇後雨・ドライ〜ウェット 決勝:晴・ドライ
■開催場所/栃木県・ツインリンクもてぎ(4,801m) ■観客数/予選:4,500人・決勝:10,600人

岩田とのバトルを制し、富沢祥也が初優勝!

 ポールポジションの岩田裕臣が好スタートを決め、ホールショットを奪った。その後に仲城英幸、菊池寛幸が続いていく。予選で15番手と出遅れていた富沢祥也はオープニングラップで大幅にポジションを回復し、V字コーナーで3番手に浮上。レース序盤は岩田、仲城、富沢、菊池に、17番グリッドから追い上げてきた柳沢祐一を加えた5台がトップグループを形成した。レース中盤には井手敏男、渡辺一馬がグループに加わり、トップ争いは7台にふくれ上がった。
6周目までは岩田がレースをリードしていたが、7周目に柳沢が4コーナーで岩田をとらえトップに、7周目には富沢がトップを奪うなど、この3台がトップを奪い合う激しいバトルを展開。また、10周目には渡辺がマシントラブルでスローダウン。戦線を離脱してしまう。
 レース終盤になると富沢と岩田がグループから抜け出していく。何度も順位を入れかえながらのバトルは最終ラップまでもつれ込んだが、富沢が100分の1秒という僅差で岩田を抑え、全日本初優勝を遂げた。
柳沢と井手の3位争いも白熱し、こちらも僅かな差で柳沢に軍配が上がった。井手はくやしい4位。仲城、菊池はレース終盤に徐々にトップグループから遅れ、単独走行でそれぞれ5位、6位でチェッカーを受けた。以下、山田亮太、竹内吉弘、徳留真紀、山本武宏の順でゴールした。
 自己最高グリッドの4番手からスタートした古市右京は、マシントラブルに見舞われ、わずか5周でレースを終えている。

●ライダーのコメント

優勝/富沢祥也
今年から125と250にダブルエントリーして、乗り方が全く違うので予選は手こずりました。125ではコーナーを攻めなきゃいけないのに、コーナリングで止めすぎてしまったりして、250から125への乗り換えが大変でした。レースでは、去年、中上くんがいた時みたいに後ろで様子を見ようという考えが沸かなくて、常に前に出ようと最終ラップまで考えていました。気を抜けばどこでも(岩田さんが)抜いてくる気の抜けない展開だったので、乗っていてつらかったけれど楽しかったです。125で勝てたことはうれしいけれど、この後250のレースがあるので、また気を引き締めなくちゃいけないところがつらいですね。

2位/岩田裕臣
スタートから仲城さんとかがくると思っていたんですが、自分のスタートが決まってしまい、アタックしようとも思ったが足回りに不安があったので思ったよりペースが上がらなかった。仲城さんや菊池さんがくると思っていたけれど、祥也がくるとは思わなかった。柳沢くんがきたのもびっくりしました。レースタイムは速くなかったので心理戦になったと思う。祥也はブレーキングも鋭くて、立ち上がりで追いつこうと思ったのに自分のミスでそれができなかったのが悔しいです。開幕戦で2位はシーズン通して考えれば悪くないので、次の筑波で頑張ります。

3位/柳沢祐一
ミスしたらやばいなと思っていたスタートがうまくいって、1〜2周目に集団になってからもペースを上げることができた。でも足回りがついてこなくて、前の2台に離されてしまったのが悔しいです。昨日と今日のコンディションが違ったのでセッティングが大変でした。正直言って3位という成績には自分でも驚いています。次の筑波は地元なので、そこでも頑張りたいです。


   
   
 
   
   
     
   
     
   
     
 
     

Photo:H.Wakita(c)

 
| Top |



(C)MFJ. All rights reserved.