優勝・シリーズチャンピオン/小西良輝
楽しいレースだった。ボクが逃げるのは分かっていたと思うので野田くんも、しっかりついてきた。序盤は、前に出たり出られたりしていたので、最終ラップスパートかけて130Rからシケインが勝負だと思っていた。2003年にチャンピオンを獲ったときと違う感じがする。年齢のこともあるし、ちょっと複雑な部分があるけれど、チームやメーカー、スポンサーなど応援してくれた人たちに対して結果が応えることができたのでホッとしている。来シーズンも精一杯頑張りたい。
2位/野田弘樹
第5戦SUGO以来、小西選手には序盤の走りを見せつけられていたし、今回も、その差を詰め切れなかった。“小西を逃がすな!”っていうのが上位を狙うライダーの合い言葉的になっていた。ここでレーシングスクールの講師をさせてもらっているし、コースのコンディションは知り尽くしている。今朝も思い切り仕様を変更して、今の路面コンディションに合わせた。最初の5周は、とにかく必死。小西選手も中盤ぐらいからタイヤが厳しそうだった。勝負所は、やはりシケインしかなかったけれど、最終ラップのMCシケインの立ち上がりで離されてしまい、うまくいかなかった。最後に底力を見せられてしまったので悔しいレースだね。
3位/武田雄一
トップから離されてしまっている3位なので、素直によろこんではいられないですけれど、最終戦でやっと表彰台に上がれたので最低限の目標には届いたかな。ただ内容的には課題が残るレースだった。(5年ぶりに2輪レースに復帰し)シーズンが始まる前から簡単には、いかないと思っていたけれど、思った以上に難しいシーズンだった。“レース感”が戻るまで時間がかかってしまったしね。今回も序盤に離されてしまったので、その辺りも、まだまだです。 |