優勝/中木亮輔
『事前テストをドライコンディションで走ることができ、バイクのセットアップがだいたい決まっていたので、コースレコード1秒から2秒は更新できる自信があった。決勝は晴れれば勝てると思っていたし、レースの展開も序盤は予想通りだったが、まさか逃げることができるとは。今の環境では今シーズンはこれが僕の100%の結果。来シーズンはGP-MONOに乗るつもりはない。元々スーパーバイクに乗っていて、いつかはJSBか600に参戦したいと思っていたので、その道を模索したい』
2位/乃村康友
『コーナーで抜かれるなら楽しかったかもしれないけれど、ストレートで抜かれていたからレースは楽しくはなかったですね。でも自分の中ではいい練習になったのでよかった。シーズン前は社長から“全部勝て”と言われてたけれど小さいバイクを開発したことがなかったので、最初は何がいいのか悪いのか分からなくて成績を残せなかった。第5戦SUGOで足まわりを変更したのがよくて勝負できるようになってきていた。最終的にはJSB1000に乗りたいけれど、今は技術を高める段階だと思っているので、技術がついたと思ったらアピールしていきたい』
3位/小室旭
『体重の軽い選手やバイクの速い選手に先行されると前に出られないレースが何戦かあったので、1周目はきっちり走って、あとは思っていたようなレースだった。序盤は中木選手の前にも出られたがヘアピンやシケインなどの低速コーナーは厳しかった。中木選手に離された時もバイクの調子が悪かったわけじゃないけれど、ついていけなかった。乃村選手はコーナリングスピードが速くて、シケインとかヘアピンで入っていきたくてもオートバイの挙動がすごくてなかなかいけなかった。オートバイの力借りて前に出たいと思っていたけれど、最後のシケインでミスしてしまいこの結果でした。でも、おもしろいレースでした』 |