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MOTEGI SUPERBIKE RACE


GP250

文部科学大臣杯 2009年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦 SUPERBIKE RACE in MOTEGI
主催:ツインリンクもてぎ(4,801m)
決勝レポート
DATE:2009-10-17
■開催日/予選・決勝:10月17日(土)  ■天候・路面/予選・決勝:曇・ドライ
■開催場所/栃木県・ツインリンクもてぎ(4,801m) ■観客数/10月17日(土) :4,500人

5台による激しい争いは赤旗提示で決着。
優勝は谷川壮洋!!

 GP-MONOクラスは土曜日に決勝が行われた。
 ホールショットを谷川壮洋が奪い、小室旭、渡辺陽向、藤井謙汰、花房一樹と続く。予選でコースレコードを更新したこの5台はレース序盤から後続を引き離し、トップグループを形成。1周目には谷川が、2周目には陽向、3周目には小室と、毎周コントロールラインを通過するたびにトップが変わる。めまぐるしく順位を入れかえながらの激しいトップ争いを繰り広げていた。
 7周目、3番手につけていた藤井は2コーナーで陽向を抜き2番手に。さらにV字コーナーで谷川を抜きトップに立つ。しかし7周目のダウンヒルストレートで失速した谷川に接触してしまった渡辺が転倒。マシンとともにコース上をふさいでしまったため、赤旗が提示される。10周が予定されていたレースだが規定周回数に達していたため、6周終了時点の順位でリザルトが決定した。谷川が今季初優勝を決め、2位は渡辺、3位は藤井、4位は小室、5位は花房という結果となった。
 6位の安村武志、7位の星野知也が単独で続き、8位以降は松永弘志、中木亮輔、丸山美由貴と続いている。
 小室はポイントを78に伸ばしランキングトップを死守したが、花房が2ポイント差、藤井が7ポイント差で続いており、タイトル争いはこの3名に絞られたものの、その行方はますます混沌としてきた。

●ライダーのコメント

優勝/#6 谷川 壮洋 TEAM PLUS ONE
『決勝は、予選で2分5秒台を出していたトップ5台が離れずに展開するだろうと思った。2つのグループになる可能性もあるので、前にいようと思っていた。レースが始まってみるとバイクの差がなかったので、突っ込み合戦でタイムが落ちてしまった。陽向はタイヤがつらそうだったから最後に仕掛けようと思っていたので、できれば最後まで走って決着をつけたかった。あまりすっきりしないレースだったが、今年初優勝できたのはうれしい』

2位/#35 渡辺 陽向 TeamProjectμ7C
『決勝は集団での争いになるだろうと思っていました。最終ラップで1、2番手につけていれば…と思っていましたが、7周目に谷川さんのスリップに入っていた時、谷川さんが急に失速したところに、ぶつかって転倒してしまいました。2ヒートになるだろうから、なんとしてもレースに復帰しようと思っていたら、アナウンスでレースが終了になったことを知り、それからメディカルへ向かいましたが、体に大きなダメージはありません。今シーズンは地方戦(もてぎ)のGP125クラスとダブルエントリーし、タイトルを決めて国際ライセンスを取得することができたので、全日本の最終戦で2度目の優勝を決め、来シーズンは全日本GP125クラスへフル参戦したいと考えています』

3位/#3 藤井 謙汰 TSR
『これまで毎戦、誰がポールを取っても誰も抜け出せない混戦だったので、今回もきっとそうなるだろうと、ちょっと安心していました。ラスト3、4周が勝負だなと思い、渡辺選手のタイヤがつらそうに見えたのでチャンスだと思って(抜きました)。3コーナーとV字コーナーでは谷川選手より僕の方がアドバンテージがあったので、5コーナーで押さえられれえば引き離せるかなと思っていた。結局赤旗で終わってすごく悔しい。ここまでずっと勝てなかったので最終戦は勝つことだけ考えていきたいです』


GP-MONO決勝レース   決勝レース
   
乃村康友   5台によるトップ争いは激しく続いた
   
乃村康友   優勝:谷川壮洋(中)・3位:藤井謙汰(右)
     
     
   
Photo:H.Wakita(c)
 
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