優勝/#6 谷川 壮洋 TEAM PLUS ONE
『決勝は、予選で2分5秒台を出していたトップ5台が離れずに展開するだろうと思った。2つのグループになる可能性もあるので、前にいようと思っていた。レースが始まってみるとバイクの差がなかったので、突っ込み合戦でタイムが落ちてしまった。陽向はタイヤがつらそうだったから最後に仕掛けようと思っていたので、できれば最後まで走って決着をつけたかった。あまりすっきりしないレースだったが、今年初優勝できたのはうれしい』
2位/#35 渡辺 陽向 TeamProjectμ7C
『決勝は集団での争いになるだろうと思っていました。最終ラップで1、2番手につけていれば…と思っていましたが、7周目に谷川さんのスリップに入っていた時、谷川さんが急に失速したところに、ぶつかって転倒してしまいました。2ヒートになるだろうから、なんとしてもレースに復帰しようと思っていたら、アナウンスでレースが終了になったことを知り、それからメディカルへ向かいましたが、体に大きなダメージはありません。今シーズンは地方戦(もてぎ)のGP125クラスとダブルエントリーし、タイトルを決めて国際ライセンスを取得することができたので、全日本の最終戦で2度目の優勝を決め、来シーズンは全日本GP125クラスへフル参戦したいと考えています』
3位/#3 藤井 謙汰 TSR
『これまで毎戦、誰がポールを取っても誰も抜け出せない混戦だったので、今回もきっとそうなるだろうと、ちょっと安心していました。ラスト3、4周が勝負だなと思い、渡辺選手のタイヤがつらそうに見えたのでチャンスだと思って(抜きました)。3コーナーとV字コーナーでは谷川選手より僕の方がアドバンテージがあったので、5コーナーで押さえられれえば引き離せるかなと思っていた。結局赤旗で終わってすごく悔しい。ここまでずっと勝てなかったので最終戦は勝つことだけ考えていきたいです』 |