●ライダーのコメント(Race2)
優勝/#5 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda
『第1レースでは状態を見ながら走っていて“もしこれが当たればもっと速いかな”と思っていたけれど、それが逆にどんどん後退していってしまった。その問題があった部分を見直して生かせられたのが第2レースですね。苦しいレース展開だったけれど、中須賀選手とおもしろいバトルができて、うれしかった。マシンもある程度安定していたので、グリップを残しながら走っていた感じです。勝つことができてよかったですね』
2位・シリーズチャンピオン/#1 中須賀 克行 YSP Racing Team
『第1レースで勝てた事はすごく自信につながって、自分自身でも調子がいい事を確認できた。雨が降り始めた時はかなりテンションが下がりましたね。でも、下がった割には普段と違って気持ち的に緊張もせず落ち着いていて、早くレースが始まらないかと思っていました。いいモチベーションで今回は勝つ事しか考えていなかったし、昨年と比べても全然緊張していなかった。まだ2年連続チャンピオンの実感は湧かないですが、そう簡単に連続でタイトルを獲れないと思います。チーム関係者を始め、ファンの皆さんに感謝しています』
3位/#634 山口 辰也 MuSASHi RTハルクプロ
『身体のコンディションは最悪でした。足も踏ん張れないし、あまり感覚がない状態でしたから。事前テストで、なぜ何度も転倒してしまったのか全く分からなくて、ただ自分が信じられない状況でした。事前テストで1日見学させてもらったのですが、みんなが速いペースで走っているところを見ていて、これはテストなしでは厳しいなと思っていた。それでもチームが何とか、よく乗れるようにバイクを仕上げてくれたので公式練習から徐々にレベルを上げていけていたけれど、トップを争うところまでいけなかったのは悔しいですね』
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