優勝/#634 中上 貴晶 MuSASHiRTハルク・プロ
『サスペンションのセッティングを予選でいろいろ試していて、ポジティブなセッティングが見つかったけれど、決勝で冒険はできないので、あまり大きくセットを変えなかった。路面コンディションや暑さが前日と違っていたので、朝のウォームアップで新たな問題が出てしまいました。決勝はもちろん53秒を狙って挑みましたがコンディション的に厳しかった。自分自身は上り調子なので、あとはバイクと自分のスキルをもっと上げて、Moto2に近いタイムを出せるように努力したい。来月また、もてぎで2&4レースがあるので、そこでリベンジできるように頑張りたいです』
2位/#15 関口 太郎 Team TARO PLUS ONE
『朝から体調が悪く、ウォームアップ走行も走れる状態じゃなかった。なんとかST600の決勝が始まるまでに回復するよう気を配りました。続けてJ-GP2のレースはつらかったのですが、集中力を切らさないよう心がけながら走りました。タカ(中上)を追いかけたかったけれど速すぎましたね。事前テストができなかったので(レースウイークに入った)金曜からセットアップを始めて、予選が終わってからも、交換した部品を朝のウォームアップで確認したりしていました。J-GP2のマシンはST600とは違い、TSRのフレームを使用しているレーサーマシンなので乗っていておもしろいですね。ずっとSTに乗っていたので(ライディングに必要とされる)ライダーのセンサーみたいなものが衰えている感じがしていたんですけれど、J-GP2に乗ることで、STのレースにも生かせるようにしていきたいですね』
3位/#71 小山 知良 C.I.P.TNU
『レース歴はベテランですけど4ストロークは一年生ですから、学ぶことがいっぱいある。オフシーズンにテストができなかったので、レースが練習という感じ。スペイン選手権と合わせて今回で4レース消化しましたが、走るたびに学ぶことばかりです。日本で使っているマシンはスペイン選手権とは全く違う車体なので、リアのフィーリング得るのが難しい。昨年までこのマシンを使用していた選手と身長差がかなりあるので、同じセッティングではうまく操ることができず苦しい部分もありました。でも自分の経験値がどんどん上がるのは楽しいですね』 |