優勝/#7 徳留 真紀 Team Alliance & HARC-Pro.
『スタートは失敗したと思ったんですが意外と抜かれず、1コーナーで仲城選手に抜かれたけれど、このままついていければ集団にはならないと思った。2コーナーでは剛大が前に入ってきたのでペース上げていかないと、まずいかなと思ったけれど、ボクの方が余裕がありそうだったので、ちょっと様子をみた。そのあと前に出て後ろにいるのが3人だと確認しました。路面温度も上がっていたし、今シーズン最初のレースなので、他の(新車の)ライダーはセッティングもまだ詰まっていなかったと思う。もし周囲のペースが上がったら、まだいける余裕はあったけれど、思っていた以上にタイヤがきつかったのでボクにもリスクはありましたね。NSFは伸びがあって、ブレーキングの手前でいつも横にいたので"これは隠し球があるんじゃないか"と思ってドキドキしていました(笑)』
2位/#1 大久保 光 18 GARAGE RACING TEAM
『徳留さんがウイークを通して速かったので、レースをリードするだろうと思っていました。自分はあまりいい調子ではなかったので、なんとかついていって、チャンスを狙うしかないという状態でした。NSFが思っていた以上に速くて、未知のバイクと戦っているみたいでした。今回はなかなか自分のマシンのポテンシャルを出し切れず、ついていくのがやっとでした。ゼッケン1をつけて走るのは、ポケバイやミニバイクを通しても、今回が初めてなので"こんな重い数字なんだ"と実感しています。サポートしてくれている方々やファンの皆さん、家族のためにも、ゼッケン1を背負って次のレースに臨みたい』
3位/#10 仲城 英幸 Projectμ7C HARC
『レース前は、すごく緊張しました。今回がNSF250Rのデビュー戦だったので、なんとかデビューウインを、と思っていたけれど、自分の力が足りませんでした。自分のコーナーの脱出が悪かったせいもあるし、みんな条件は一緒ですが、コース改修でレースウイーク直前までテストができず準備不足というか、そこまでもっていけなかったのが反省点ですね。予選よりタイムも気温も上がって、タイヤにもエンジンにも厳しい状況だったけど、レース自体は互角だった。最後はコーナーで並ぶことができれば勝負するつもりでいたけど、届きませんでしたね。これからテストを重ねれば、もっといいパフォーマンスができると思うので、しっかり頑張りたい。NSF250Rの開発に携わっていただいたHondaの開発の方に、この場を借りて感謝の意を述べたいと思います。ありがとうございました。デビューウインができなくて本当に申し訳ありませんでした。次は頑張ります』
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