●ライダーのコメント
優勝/#21 中須賀克行 YSPRacingTeamwithTRC
『すごくうれしいです。予定では、スタートから前に出て、引っ張っていこうと思っていましたが、柳川選手が出てきたので、すこし焦りましたね。前に出てからは、タイヤマネジメントを考えながら自分のペースを維持しました。体力的にも厳しいサーキットなので、誰が最初に心が折れるかがカギでしたね。秋吉選手が絶対に仕掛けてくると思っていたので、常にプッシュした状態でした。去年も勝ちにこだわって走っていて、チャンピオン争いをしながら、最終戦で転倒して逃してしまった。それも勝ちにこだわった結果。勝てないと自分の速さも証明できないし、とにかく勝ちたい思いがずっとあった。ただ、今シーズンは、自分が勝てる位置にいるのか分からないレースが続いていて、不安なシーズンを過ごしていました。自分の持つ、パッケージ的に後半の2戦で勝ちを狙おうと思っていたので、それが有言実行できて、よかったと思っています』
2位/#1 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda
『今回は、何とか(レースを)走り切った感じですね。予選では、Q3でフロントから足下すくわれてスリップダウンしていましたし、ロングランもアベレージは今ひとつでしたので、決勝では、そうならないように別のタイヤをチョイスして臨みました。しかし、そのチョイスも今ひとつでした。今回は、金曜日から、うまくセットが決まりませんでした。レースを走り切れてよかったと思います』
3位/#87 柳川 明 TEAM GREEN
『スタートが決まり、ホールショットを取った瞬間は、自分が一番ビックリしました。中須賀選手、秋吉選手に抜かれ、加賀山選手が背後に来ているのは分かっていたので、いつ抜きにくるのかと思っていました。ラスト2周で、わざとラインを外してみたのですが、抜きにこなかったので、相手も厳しい状態なんだと思いましたね。今回は、いい流れできているので、最終戦鈴鹿も体調を整えて攻めの走りをしたいですね』
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