JSB1000 RACE 1 レースレポート
News 2021.04.03
2021年シーズンが、いよいよ開幕した。昨年はコロナ禍で開幕戦が8月にずれ込んだが、今年は、予定通り4月3日(土)に栃木県・ツインリンクもてぎで予定通りJSB1000クラスのレース1が行われた。
23周で争われたレース1。フロントロウ真ん中のセカンドグリッドから好スタートを見せた清成龍一がホールショットを奪い、ポールポジションの渡辺一樹、中須賀克行、亀井雄大、濱原颯道、岩田悟、秋吉耕佑、加賀山就臣、名越哲平、関口太郎、柳川明と続いて行く。3コーナーでは、名越が加賀山をかわし岩田のテールをマークするが、4コーナー立ち上がりで岩田がハイサイドとなり、これを避けようとした名越が接触転倒。マシンは大破してしまったが、名越にケガがなかったのは不幸中の幸いだった。
その後も混戦は続き、5コーナーで亀井と濱原が中須賀、渡辺の前に出て行き、V字コーナーでは、濱原が亀井の前に出るが、90度コーナーでは、亀井が濱原を抜き返し、オープニングラップは、清成、亀井、濱原、中須賀、渡辺、秋吉、岩田と続いていく。清成を追いたい中須賀、2周目の5コーナーで濱原を、S字コーナー進入で亀井をかわし2番手に上がるとペースを上げ、トップ争いは、清成と中須賀の一騎打ちの様相を呈してくる。その後方には、亀井をかわした渡辺が上がり、亀井は濱原と4番手争いを繰り広げる。その後方には、岩田を先頭に秋吉、加賀山、やや間隔を置き関口が続いていた。
レースも折り返しを過ぎ、終盤に入ってもトップの2台は接戦を繰り広げていたが、17周目の1コーナーでやや清成がはらんだすきにインから中須賀が前に出て行く。トップに立った中須賀は、ペースアップ。これに清成はついて行くことができずジリジリと離されてしまう。逆にそのテールには、渡辺が迫って来る。
トップを走る中須賀は、清成を4秒以上引き離してゴール。今シーズン初優勝を飾った。清成は4秒074差の2位、渡辺は、清成に0.868秒差まで迫ったが勝負できずに3位。4位に濱原、5位に亀井と続き、6位争いは、岩田が制した。秋吉は、岩田に並びかけるが0.041秒差の7位。8位に関口、9位に児玉と続き、加賀山はレース途中からトラブルを抱えてしまい悔しい10位。ジャンプスタートでライドスルーペナルティを受けた津田一磨は、11位まで追い上げてゴールした。以下、中冨伸一、東村伊佐三、須貝義行とチェッカーを受けた。江口謙は、チェッカー寸前にガス欠となり、マシンをホームストレートで止めたが、完走扱いとなり15位でポイントを獲得した。
【JSB1000クラス】
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