MATSUBA RACING PROJECT & RS-ITOHがデビュー
News 2021.07.05
第5戦鈴鹿MFJグランプリで新チーム“MATSUBA RACING PROJECT & RS-ITOH”がデビュー。ST1000クラスに2021年型Kawasaki ZX-10Rでエントリーする。
このチームは、近年ではKawasaki Team GREENの監督を務め、カワサキのレースの活動を長年支えて来た黒川治氏がプライベートで親交のあったマツバ商事の佐野弘樹代表と意気投合。3年計画で成績(記録)と記憶に残るチームを目指そうとスタートした。
2021年は、今回の第5戦鈴鹿MFJグランプリより最終戦オートポリスまでST1000クラスに参戦。2022年、2023年は全日本ST1000クラスフルエントリーと鈴鹿8耐SSTクラスに参戦し、2023年シーズン終了後にチームは解散する計画だ。
「この度、長年に渡りカワサキ車で全日本ロードレース選手権に参戦されているRS-ITOHさんとジョイントし、新チームを立ち上げることとなりました。3年間のみの活動と期間を決め、全日本ロードレース選手権ST1000クラスに参戦いたします。短い期間ではありますが、成績にこだわりつつ、何よりもレースを楽しむことをコンセプトに活動します」とチーム代表の佐野氏。
監督は黒川氏が務め、2021年のライダーにはカワサキのテストライダーでもある松﨑克哉を起用する。
「新チームのライダーとして選んでいただいたことは、とても光栄ですし、今回の参戦にあたって準備していただいたチーム、関係者の皆さんに感謝いたします。新チームと言っても直属の上司でもある眞子さん、井筒さんなど身近な人ばかりですし、これ以上ない体制で走ることができます。ぶっつけ本番になりますが、チームと相談しながら一歩ずつステップアップしていきたいですね」と松﨑。
助監督には、かつてロードレース世界選手権125ccクラスなどで活躍した眞子智実氏が就任。眞子氏もカワサキのテストライダーを務めており松﨑の直属の上司でもある。そしてチームアドバイザーにRS-ITOHの伊藤一成氏、ライダーアドバイザーに井筒仁康氏という布陣。今回、全日本ST1000初登場となる2021年型Kawasaki ZX-10Rも注目を集めそうだ。