主催者推薦枠で3チームが選ばれる
News 2021.07.20
鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティランドは、MFJグランプリの決勝日である7月18日(日)に2021年11月5日(金)~7日(日)に開催予定となっている2021 FIM世界耐久選手権“コカ・コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会の主催者推薦を含む出場権獲得チーム、事前エントリーチームを発表した。
主催者推薦枠では、Team HRC、Kawasaki Racing Team Suzuka 8H、EVA RT 初号機 Webike TRICKSTARの3チームが選ばれたことが明らかになった。
2019年のウイナーであるKawasaki Racing Team Suzuka 8Hは、株式会社カワサキモータースジャパンより参戦体制が発表され、スーパーバイク世界選手権で昨年6連覇を達成し、今シーズンもタイトル争いをリードしている絶対エース、ジョナサン・レイを筆頭に、鈴鹿8耐優勝経験もあるアレックス・ロウズ、ルーカス・マヒアスのSBKトリオで川崎重工のファクトリーチームとして2021年型カワサキNinja ZX-10RRで勝利を狙って来る。
「2021年鈴鹿8耐へのカワサキレーシングチーム参戦、そして自分が再びチームに加われることになり、とても興奮しています。鈴鹿8耐では過去4回表彰台に上がりましたが、2019年にカワサキレーシングチームで優勝したことが一番の思い出です。残念ながら2020年の鈴鹿8耐は、新型コロナウイルスの影響で中止となってしまいました。しかし、今年は鈴鹿に戻ってこれそうです。カワサキとファンの皆さんのために、ベストを尽くすことを約束します。応援よろしくお願いします」とジョナサン・レイ。
EVA RT 初号機 Webike TRICKSTARは、今回のMFJグランプリにもスポット参戦していた大久保光と全日本ST600クラスで活躍中の佐野優人の2人を暫定的なオーダーとして発表した。
Team HRCからは、まだライダーの発表はないが、優勝候補となることは間違いない。
正式エントリー期間は、8月10日(火)~31日(火)まで受付し、9月7日ごろにエントリーリストが発表される予定となっている。
2019年7月以来の開催となる鈴鹿8耐。世界耐久選手権(EWC)の最終戦にもなるためチャンピオン争いの行方にも注目が集まる。もちろん、全日本ライダー勢の活躍にも期待したいところだ!