第6戦 岡山国際サーキット ST600クラス決勝レース
News 2021.09.05
埜口遥希のウィニングラン
ST600クラスの決勝レースは、ポールポジションの阿部恵斗が出遅れる中、予選3番手の長尾健吾がホールショットからトップでレースをリードする。後続には横山尚太、鈴木光来、埜口遥希、國峰啄磨、阿部恵斗、小山知良らが連なる。しかし、スタート直前に僅かに動いた小山にジャンプスタートによるライドスルーペナルティが提示され、最後尾近くまで順位を落としてしまう。
トップの長尾は変わらず、3周目に埜口が鈴木をかわして長尾の直後に迫り、バトルを展開。順位を上げてきた阿部も鈴木とテールtoノーズの争いを繰り広げる。緊迫のレースを展開していたトップ争いだったが、15周目の1コーナーで埜口が長尾をパス。トップに浮上すると残り周回、迫る長尾を振り切って今季2勝目を挙げると同時に、102ポイントでポイントリーダーに躍り出た。2位表彰台の長尾も85ポイントとなり、最終戦オートポリスでのタイトル争いに踏みとどまった。
阿部恵斗が3位表彰台、4位に井手翔太、5位が鈴木。予選が14番手と奮わなかった荒川晃大もじわじわ順位を回復し、6位でフィニッシュ。小山も最終的に14位まで順位を上げ、ポイントでは荒川が90、小山が87と俄然シビアになったST600クラスのタイトル争いは、2週間後のオートポリスで決着を見る。
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トップ争いの2台
ST600クラス表彰台