4年振りにJSB1000にフル参戦するEXEDY H.L.O RACING
News 2021.12.20
2013年に5人でチームを発足、2016~2018年にはJSB1000クラスにフル参戦。鈴鹿8耐にも参戦し、2019年にはSSTクラス8位に入っているH.L.O RACINGが、2022年はEXEDY(エクセディ)とタッグを組みEXEDY H.L.O RACINGとして全日本JSB1000クラスにフルエントリーすることになった。ライダーは、チーム代表兼エースの樋口耕太となる。
「来シーズンは、全日本JSB1000クラスにフルエントリーさせていただく事になりました。チームのメンバーを始め、サポートメーカーさん、スポンサーさん、いつも応援してくださっている皆さんに支えられてきたおかげで、プライベーターとして全日本ロードレースのトップカテゴリーJSB1000や鈴鹿8耐に参戦し、レース活動を継続できております。支えてくださっている皆さまには、大変感謝しております。来シーズンのフルエントリーに際して、引続き多くの方にご支援、ご協力をお願いする事になりますが、かねてからのホームコース目標タイムである鈴鹿サーキットで2分09秒台を実現できるようオフシーズンにしっかりと組立てていきます。私は、プライベーターですからレース環境を整えるために日常の仕事(行政書士業)を頑張る必要があります。レーシングライダーとしてマシンを速く走らせるトレーニングと共に、レーシングな日常を全力で取り組んでいきます! 応援よろしくお願いいたします!!」と樋口。(写真:左)
「エクセディは4輪車用クラッチで多くのユーザーの方にご認知いただいているかと思いますが、2輪車用の製品も取り扱っていることを知っていただく機会にできればと考えております。2022年より新たにH.L.O RACINGをサポートさせて頂くことになり、開発中のEXEDY RACING RIDE SERIESのGSX-R1000用クラッチディスクを使用していただくことで、技術面でもチームに貢献させていただきます」と2022年シーズンよりタッグを組むエクセディ山口貢取締役上級執行役員。(写真:中央)
「当チームはJSB1000クラスフルエントリー組の中では、最も小規模だと思いますが、MotoGPチャンピオンを獲得した車両への提供実績のあるエクセディ様より、クラッチの提供を受け、実戦で使用し市販化に向けた評価もさせていただくことになりました。この様な機会を与えてくれたことに感謝申し上げます。今まで応援、ご支援してくださった方のおかげで、この様なチャンスに巡り合えました。2022年は、チーム発足10年目となります。2019年鈴鹿8耐でアナウンスされた”スーパープライベーター”と再び言っていただけるよう、しっかりと取り組んでいきます」と杉町正光H.L.O RACING 監督。(写真:右)
フル参戦は4年振りとなる樋口。エクセディという強力な味方を得て、仲間と培ってきた経験を生かし、一つでも上位を目指す。