津田兄弟、埜口遥希、南本宗一郎、井手翔太が始動
News 2022.01.05
津田拓也の声がけで、昨年に続き全日本ロードレース選手権で活躍中のライダーが1月4日(火)にダートトレーニングで走り初めを行った。
集まったのは、津田拓也を始め、津田一磨、埜口遥希、南本宗一郎、井手翔太の5人。フラットダートを走り、マシンコントロールの感覚を養いながら、ロードレースに役立てるトレーニングを行った。そして、トレーニング後には、それぞれ、2022年シーズンに向けての抱負を語ってくれた。
「レースファンの皆さん、あけましておめでとうございます。今回は全日本のトップを走るライダーたちに集まってもらい、各ライダーの取り組み方や課題を共にトレーニングを行うことで共有することができ、自分自身のやるべき事が明確にできたのでいいトレーニングになりました。今シーズンの活動はまだ発表できる段階ではないのですが、必ず皆さんにいい報告ができると思っていますのでしばらくお待ちください!」と津田拓也。スズキMotoGPマシンの開発ライダーを務めつつ、全日本にも参戦してくれそうだ。
「昨シーズンは初のポールポジションを獲得できたり、事前テストでは常に上位に進出できたりしていましたが、結果を残すことができず、歯痒く悔しいシーズンとなりました。体制発表は後日となりますが、今シーズンはさらなる速さと強さを身につけて、大きな覚悟を持って結果にこだわりリベンジのシーズンにします! ぜひともご声援よろしくお願いいたします!」と津田一磨。
昨年、全日本ST600チャンピオンを獲得した埜口は初参加「今回は津田さんに誘っていただき、一緒に練習をさせていただきました。今年に対し、活気が付くような機会でしたし、学ぶことも多かったです。今シーズンに関しては、まだ発表することはできませんが、常に挑戦の気持ちを忘れずに頑張りたいと思います。引き続き応援の程、よろしくお願いいたします」とコメント。
南本は「昨年同様、拓也さんのおかげでダートでの走り初めができました。ケガをしない範囲で切磋琢磨しながらいい環境で楽しく開幕へ向けてトレーニングができています。今シーズンこそはタイトル目指して頑張りますので応援よろしくお願いします」と言えば、井手は「昨シーズンに続き、AKENO SPPED YAMAHAから全日本ST600にフル参戦予定です。チーム、クラス共に3年目のシーズンとなります。目標はチャンピオン1つです。昨シーズンのランキングは12位ですが、後半戦には4位に2回入賞できました。トップランカーとも争える速さはあると思うので、このオフシーズンにしっかり心身共にレベルを上げ開幕戦からトップ争いができるように取り組みます! 応援よろしくお願いします!!」と強気のコメント。
今シーズンの体制発表は、まだだが、それぞれのステージで全力を尽くして戦う覚悟だ。