TONE RT SYNCEDGE4413 BMW 2022年チーム体制発表
News 2022.01.16
東京オートサロンが開催されている幕張メッセ、LOCK(TONE)ブースでTONE RT SYNCEDGE4413 BMWが2022年シーズンの体制発表を行った。
エースライダーの星野知也がJSB1000クラスにスイッチし、3年振りに国内最高峰クラスに進出。また、ST1000クラスには石塚健の加入が決定。こちらは4年振りの全日本本格復帰となる。マシンは、いずれもニューBMW M1000RRとなり、その走りが注目される。
また、鈴鹿8耐では、SSTクラス2連覇を狙い、ボルドール24時間耐久にも初参戦する予定だ。
「2022年もTONE RT SYNCEDGE4413 BMWから全日本ロードレース選手権に参戦できることになり、スポンサーの皆様、チームに感謝いたします。 今シーズンはJSB1000への参戦となり、久しぶりにトップカテゴリー参戦となるので、M1000RRを仕上げながら、鈴鹿8耐、そしてボルドール24時間耐久に向けて、いい状態で挑めるようにチームに貢献したいと思っています。もちろん全日本でも、いい結果を残せるように全力を尽くします。チームの活動を、ぜひ注目してください」とエースの星野。
昨年までCEV REPSOL Moto2 ヨーロッパ選手権を戦っていた石塚は「全日本ST1000クラスに参戦できることになり、まずはチーム、サポート頂いているスポンサーの皆さんにに御礼申し上げます。鈴鹿8耐やセパン8耐を共に戦ってきたチームと、こうしてシーズンを通して活動できる事をとてもうれしく思いますし、ボク自身4年ぶりの全日本フル参戦にとてもワクワクしています。目指すは優勝、そしてシリーズタイトル獲得に向けて挑戦します。鈴鹿8耐、初参戦となるボルドール24時間耐久も精一杯取り組みます。結果にこだわり、おもしろいレースをするので、ぜひサーキットで応援してください!」と意気込みを語った。
「2022年、東京オートサロンTONEブースで体制発表ができたこと、チームのメインスポンサーとしてパートナーシップを結ぶことができ本当に感謝しております。今年はJSB1000クラスにベテランの星野、ST1000クラスに若手の石塚と2台のBMW M1000RRを走らせることになり、楽しみで仕方がありません。そして鈴鹿8耐ではSSTで2連覇を目標に粛々と準備を進めています。また、チームとして、私個人としてもチャレンジになるのが、ボルドール24時間耐久への初参戦です。現地に行く事がまず大変な状況ですが、チャレンジすることを忘れずに“その向こう”を見つけに頑張ります。大きな目標となりますが、皆様応援のほどよろしくお願いいたします」と高村嘉寿チーフメカニック。
そしてチームを率いる山下祐監督は「2022年を戦うにあたり、TONEさんと引き続き活動を共に進めていただける事に感謝申し上げます。レースを戦う上で必須となる工具のPRと、さらなる進化のお手伝いを目指して全力で活動してまいります。今年はJSB1000、ST1000両クラスにおいて、BMW M1000RRというハイパフォーマンスモデルを走らせます。そして、全日本のみならず鈴鹿8耐や、その先にあるボルドール24時間耐久を目指してチームの総力を上げて挑戦していく所存です。ぜひ当チームの活動に対し引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします」とコメント。
チーム発足10年目を迎え、ついに目標であったヨーロッパに進出するTONE RT SYNCEDGE4413 BMW。全日本のみならず、世界が注目するチームになりそうだ。