OGURA CLUTCH ORC with RIDE IN 2022年体制発表
News 2022.01.21
OGURA CLUTCH ORC with RIDE INが2022年のチーム体制を発表。チーム代表兼ライダーの坂本崇が引き続き全日本ST1000クラスにスポット参戦することは変わらないが、新たに武田雄一と新井久美が加わることになり体制が一新。武田と新井がST1000クラスにフルエントリーする。
「2015年のシーズンオフに岩﨑哲朗とチームを立ち上げ、そこから小倉社長を始め、小倉クラッチの皆さん、多くのスポンサー・メーカーの皆さんに支えていただきながら7年目を迎えることができました。今シーズンは、昨年までライバルチームのアドバイザーでもあった武田雄一くんと意気投合し、全日本ST1000、鈴鹿8耐に参戦し、クラッチの開発ライダーとしても携わってもらうことになりました。年齢を問わず夢を持ち挑戦する人の応援、若手ライダーの育成、2輪モータースポーツ界全体の底上げ、その魅力や楽しさを伝えていけたらと思っています」とチーム代表兼ライダーである坂本崇氏。
「まさかの現役復帰です。昨年、OGURA CLUTCHさんの開発テストをお手伝いさせていただいたことをきっかけに、これから自分のやっていきたいことと坂本さんの考えが重なることが多く意気投合し、今回のプロジェクトが実現しました。レースは、優勝なんか一切目指しません(笑)。そのプロセスを見ていただければと思っています」と武田。全日本にフル参戦するのは、2010年のJSB1000クラス以来であり、実に12年振りになる。小倉社長とも面識があり「クラッチ開発はもちろん、岩﨑くんと坂本くんの挑戦に協力して欲しい」と直々に要請されたと言う。武田はチーム監督も兼任する。
新井は、もてぎロードレースを走っていたライダーで、国際ライセンスを取得したばかりで全日本は初参戦となる。
「夢であった全日本への挑戦するチャンスを坂本代表にいただき、走ることを決意しました。坂本さんや武田さんから学び、それを生かして若いライダーには、さらに大きな可能性があるということを伝えていきたいと思っています」とコメント。
鈴鹿8耐にも参戦予定となっており、坂本が岩﨑と約束した“夢”をかなえるために現役最後の年と位置付けてチャレンジする。