新チーム「Kawasaki Plaza Racing Team」からエントリー
News 2022.01.25
株式会社カワサキモータースジャパンは1月25日(火)に新チーム「Kawasaki Plaza Racing Team」を立ち上げ、全日本ST1000クラスと鈴鹿8耐SSTクラスに参戦することを発表した。
エースライダーとして岩戸亮介を起用、マシンは、2022年モデルのKawasaki Ninja ZX-10Rとなる。チーム監督は西嶋修氏が務める。
「2022シーズンは3年ぶりの全日本選手権フル参戦を、Kawasaki Plaza Racing Teamというすばらしい体制で実現していただきました。関係された方々には大変感謝しております。約2年間コロナ禍によりレース活動がうまく進められない期間中、トレーニングを必死に続けてきました。今シーズンはその成果を活かし、まずはKawasakiのマシンを表彰台の中央へ、そしてこの大きなチャンスをしっかりシリーズチャンピオンという最高の結果にする為に、一生懸命取り組んでいきたいと思います。応援よろしくお願いいたします!」と岩戸。
そして新チームを率いる西嶋修監督は「変わりゆくモータリゼーションの中で、モーターサイクルに関心を持つ方は年々増えています。だからこそ日本中にいるカワサキファン、カワサキユーザーの皆さんが、全国のカワサキプラザ店を通じモータースポーツのおもしろさ、モーターサイクルの楽しさを共感できるチーム作りをしたいと思っています。また同時に一歩ずつではありますが勝てる体制作り、ライダーがレースに集中できる環境作りにも取り組みカワサキファンの皆さんに応援していただけるように全力で頑張ります」とコメント。
2020年、2021年とアジアロードレース選手権(ARRC)ASB1000を戦う予定となっていた岩戸だったが、コロナ禍で、ほぼ中止となってしまう。その中で、全日本ST1000クラスにスポット参戦し、表彰台に上がるなど非凡な才能を見せつけていた。3年振りの全日本フル参戦となるが、ST1000クラスでタイトル候補の一人になってきそうだ。