渡辺一樹が新体制でシリーズチャンピオンを狙う!!
News 2022.02.09
株式会社ヨシムラジャパンとTeam KAGAYAMA(株式会社ライドウィン)は、2月9日(水)に、それぞれ2022年シーズン全日本ロードレース選手権JSB1000クラスへの参戦体制を発表。2チームがコラボレーションする形で「YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN」を立ち上げ、渡辺一樹がJSB1000クラスにフル参戦する。
「2022年 全日本ロードレース選手権・JSB1000に渡辺一樹選手と共にフル参戦する事を発表でき、非常にうれしく思っております。昨年後半より全日本選手権参戦に向けて彼から熱烈なラブコールを受け、どうしたらこの希望を叶えられるかを必死に考え行動しました。そして全日本選手権参戦に際し、ヨシムラジャパンとして世界耐久選手権参戦チームである“YOSHIMURA SERT Motul”に加え、長年レースシーンを中心に信頼関係を築き上げてきた加賀山就臣氏と共に全日本選手権参戦チーム“ヨシムラ スズキ ライドウィン”を立ち上げることになりました。このチームが実現に至るまでたくさんの支援者の方々にご理解とご協力をいただいており、皆様にはこの場をお借りして御礼申し上げます。JSB1000での戦いに関しては全権を加賀山 新チームマネージャーに託し、渡辺一樹選手をチャンピオンにする事を目標に、ライバルチームと共に全日本選手権を盛り上げて行きたいと思います。新チームの活動に皆様のご声援をどうぞよろしくお願いいたします」と加藤陽平チームディレクター。
「2022年に、3年振りとなる全日本ロードレース・JSB1000へのフル参戦が決定し、この発表を前にシーズンインを待たずしてワクワクした気持ちが湧き上がっています! またヨシムラジャパンとチームカガヤマという、国内スズキの二大巨頭がタッグを組む新チームのライダーとして、日本最高峰の舞台で走れる事を非常にうれしく思っています。昨年、一昨年とマシン開発が主軸となり、レースを戦えない悔しさを改めて痛感する中、2021EWC世界耐久ロードレースのチャンピオン獲得でマシンのポテンシャルが証明され、そのマシンの開発ライダーとしての感性と知識、経験、そしてチーム力があれば、全日本でも優勝はもちろんチャンピオン獲得の瞬間も皆さんに見ていただけると思います。このフル参戦は、スズキ、ヨシムラ、チームカガヤマを始めとする多くのスポンサーの協力で実現する事ができました。またこれまでいい時も苦しい時も変わらず支えて下さっている個人スポンサーの方々、応援くださっている皆さんのお陰でチャレンジを続ける事ができております。そんな皆さんへの感謝のため、そして自分のライダーとしての威信のため、チャンピオンの座を奪いたいと思います! 応援よろしくお願いいたします!」と渡辺一樹は意気込みを語った。
そしてチームマネージャーに就任する加賀山就臣は「この度“ヨシムラ スズキ ライドウィン”のチームマネージャーに就かせていただくことになり、とてもうれしく思っています。ヨシムラでは2003年にライダーとして参戦させていただいて以来、様々なレースを通し、優勝という、うれしい結果を残したり悔しい思いをしたり、文字通り苦楽を共にしてきました。その長い歴史を通して、今までヨシムラとは信頼関係を築いて来られたと思っています。次なるステージとしてのチームマネージャー業も全力で挑み、ファンの皆さんが喜び、記憶に残る結果を出していきたいと思います。Team KAGAYAMAでの経験値を活かしてライダー渡辺一樹選手と共に最高のチーム環境を作り、最高のレース結果を目指すべく、ヨシムラスピリッツで全日本ロードレース・JSB1000に挑戦していきます。Team KAGAYAMA、ヨシムラの関係者の皆様、そしてファンの皆様、これからも新チームの応援よろしくお願いいたします」とコメントした。
ここ数年は、EWCに主軸を置いていたヨシムラがTeam KAGAYAMAとタッグを組みJSB1000クラスに復活する。マシンは、昨年EWCチャンピオンを獲得したSUZUKI GSX-R1000R、タイヤはブリヂストン、そしてライダーに渡辺一樹と実力・実績を伴うパッケージでシリーズチャンピオン獲得に挑む。