WJ-FACTORY SMP 2022年チーム参戦体制
News 2022.02.10
WJ-FACTORY SMP(ウインドジャマーズファクトリーSMP)が2022年シーズンのチーム体制を発表。田中風如(たなか・ふうご)・17歳の1台に絞り、全日本J-GP3クラスにフルエントリー。チーム史上、最高の結果を求めていく。マシンはチームが熟成を進めてきたFTR M312にオリジナルのニューマフラーでパワーアップ。過去最高の仕上がりとなっているという。
「今シーズンも全日本J-GP3クラスを走れることになり、チームを始め、スポンサーの皆さんに感謝いたします。昨年、前半はチャレンジクラス、後半でJ-GP3クラスだったので、今年は、初めてのフル参戦と言ってもいいかもしれません。初めてのバイクになりますが早く限界を見極めて、開幕戦から上位を狙えるようにして、いい結果を残していきたいです」と風如。受験生でもあるだけに文武両道が課題だ。
「今シーズンは、田中風如、1台に集中してシリーズチャンピオン、日本グランプリへのワイルドカード参戦を狙っていきます。チーム代表でもある小室旭氏からのライディングアドバイスは、風如にとって非常に優位になります。FTRは、Moto3用シャーシなので、その車体をJ-GP3に合わせて来ました。風如のライディングスタイルに合わせてディメンションも変更していますし、ニューマフラーもいい仕上がりですので期待してください」と平野守人監督も自信をのぞかせる。
風如の全日本J-GP3クラスにおける自己最高位は7位、予選で4番手というものだが、戦闘力の高いマシンをどう走らせるか!? その手腕が問われるところだ。