第1戦 モビリティリゾートもてぎJSB1000クラス決勝レース2
News 2022.04.04
グリッドについているときから雨が強まってきていたが、そのままウォームアップラップが開始される。そこで赤旗が提示され、一旦全車ピットイン。ウエット宣言が出され、周回数は2周減算の21周で争われることになった。多くのライダーがレインタイヤをチョイスしたが、スリックタイヤでチャンスを狙ったライダーもいた。
ホールショットを奪ったのは、ポールポジションの中須賀克行、これに濱原颯道、渡辺一樹、亀井雄大、作本輝介と続く。3コーナーでは、渡辺が濱原をかわし2番手に浮上。作本も4コーナーで亀井をかわしてポジションを上げる。作本は5コーナーで濱原もかわすが、S字の進入では、濱原が作本を抜き返し3番手をキープする。その後方では岡本裕生がV字コーナーで亀井を、ヘアピンで作本をかわし4番手に浮上する。ダウンヒルストレートでは、渡辺が中須賀をかわしトップに浮上。濱原も中須賀をかわし2番手に上がり、渡辺、濱原、中須賀、岡本、作本、亀井、星野知也、岩田悟の順で2周目に入っていく。
路面コンディションを探りながら慎重にペースを上げていくライダーたち。V字コーナーでは、濱原が渡辺をかわしトップに立つ。その後方では、岡本が中須賀をかわし3番手に浮上。3周目になるとトップグループは、濱原、渡辺、岡本、中須賀の4台に絞られてくる。4周目の1コーナーでは、岡本が渡辺をかわし2番手に上がると、濱原を追う。そして5周目にはピタリと背後につけるとヘアピンのブレーキングで初めてトップに立つ。後方では、中須賀が渡辺をかわし3番手に上がると、こちらもペースを上げていく。6周目には、濱原をかわし2番手に上がると岡本を追っていく。9周目の2コーナーでは、渡辺が濱原をかわして3番手に上がる。
中須賀は、岡本との差を着実に詰め、13周目の2コーナーで岡本が白線に乗り加速がにぶったところを見逃さず3コーナーでは、中須賀が前に出ていく。このまま中須賀が独走態勢を築くかと思われたが、岡本も健闘。何と19周目にファステストラップをマークし、中須賀のテールをマーク。S字コーナーの進入では、ブレーキングで前に出るものの、中須賀も冷静にクロスラインを取りトップをキープ。中須賀も最後まで気を抜けないレースとなったが、JSB1000ルーキーのチームメイトには負けられない。V10チャンピオンの意地を見せ、中須賀が岡本を抑え切り開幕戦でダブルウインを飾った。岡本は大健闘の2位となり、ヤマハファクトリーが1-2フィニッシュを達成。
3位には単独走行で渡辺、4位には、17周目の3コーナーで濱原をかわして亀井が入り、濱原が5位。その後方では、作本と岩田がバトルを繰り広げていたが、最終ラップのV字コーナーで岩田が前に。その後の90度コーナーで作本が仕掛けていくが痛恨の転倒。岩田が6位でゴールし、作本は、再スタートできなかったが完走扱いで17位となっている。7位に星野、8位に中冨伸一、9位に柳川明、10位に関口太郎、11位に武田雄一、12位に江口謙、13位に豊田浩史となった。
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