第1戦モビリティリゾートもてぎ ST600クラス決勝レース
News 2022.04.04
優勝した羽田大河の走り
エントリー台数42台と混戦と激戦が予想されるST600クラス。お昼どきの12時50分、16周の決勝レースがスタート! ホールショットはポールポジションの荒川晃大が奪う。3コーナーで芳賀涼大が転倒、さらに伊達悠太がオーバーランを喫する。S字コーナー進入で羽田太河が荒川のインからトップを奪うが、ダウンヒルストレートからの90度コーナー進入で荒川がトップを奪い返す。羽田はラインを外してタイムロス、オープニングラップは荒川が制する。以下、羽田、松岡玲、小山知良、國井勇輝、長尾健吾、阿部恵斗、綿貫舞空、井手翔太、鈴木光来の上位10台。
4周目の2コーナー立ち上がりで羽田が荒川を抜き去りトップ浮上。V字コーナー進入で國井が小山をパスして4番手に浮上する。先頭グループは阿部恵斗までの7台。その集団の中で激しい鍔迫り合いを演じる。5周目の5コーナー進入で荒川がトップに出ればS字で羽田が抜き返す。國井もヘアピンで松岡のインから3番手に浮上する。6周目の5コーナーで荒川が再びトップを奪い返すもS字で羽田が再びトップ、だが90度コーナー進入で荒川がインからトップに立つ。羽田と荒川は隙あらばパッシングするデッドヒートを繰り返す。7周目、荒川は國井と小山にかわされ4番手にポジションダウン、トップ羽田となる。
10周目の5コーナー進入で荒川が小山をパス、3番手に浮上、さらに12周目には2番手まで順位を戻す。14周目のS字進入で國井が荒川のインに飛び込み2番手に浮上、さらに90度コーナーで小山も荒川をパス、3番手に浮上する。トップ羽田の順位は変わらないが、2番手以降の表彰台争いが目まぐるしく順位を入れ替える。するとここまで好走を見せていた國井が15周目の1コーナーで転倒、戦線離脱を余儀なくされる。
トップ羽田、2番手荒川、3番手小山の3台が0.277秒の中にひしめく超接近戦のままファイナルラップに突入。ヘアピンまでは順位変わらず、そして最後の勝負どころ90度コーナーを迎える。ラインをイン側に振った小山、荒川を羽田がアウトからインを締めてそのままチェッカー! 全日本初優勝を飾る。長島哲太が作った若手育成の新チームでいきなり優勝を飾った。2位に小山、3位に荒川の表彰台。4位に松岡、5位阿部恵斗、6位長尾、7位井手、8位鈴木、9位菅原陸、10位綿貫の上位10台であった。
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