第6戦オートポリス JSB1000レース
News 2022.08.29
シーズン後半戦のスタートとなるオートポリスラウンド。JSB1000クラスは、1レースのみの開催となり、日曜日に決勝が行われた。
“”トップ争い
スタートを前に、レースに参加できないライダーが2人出てしまう。まず土曜日の公式予選で好調だった岡本裕生が1コーナーで転倒。病院に向かうために新型コロナウイルス検査を受けた結果、陽性と判定されてしまったため決勝を欠場。岡本は2番手タイムを出していたため、その分、1つグリッドを詰められることになる。その結果、3番手の榎戸育寛がセカンドグリッドに並ぶことになっていたが、ウイルス性胃腸炎のため、グリッドにはついたもののウォーミングアップ走行で、レースに耐えうる体調ではないと判断。そのままピットに入りリタイアを余儀なくされてしまう。
バトル
セカンドグリッドが空席のままレースはスタート。ホールショットを奪ったのは、2列目4番手グリッドからスタートした亀井雄大。これにポールポジションの中須賀克行、作本輝介、岩田悟、渡辺一樹、濱原颯道、関口太郎、秋吉耕佑、清成龍一、柳川明、児玉勇太と続いていく。第1ヘアピンでは、作本が中須賀をかわし2番手に上がると、第2ヘアピンのブレーキングで亀井もかわしてトップに浮上する。作本は、そのままオープニングラップを制し、亀井、中須賀、渡辺、岩田、濱原と続きトップグループを形成する。2周目の第2ヘアピンでは、亀井が作本をかわし再びトップに浮上。後方では濱原が岩田をかわしポジションを上げる。この混戦は、長く続くことはなかった。中須賀がブリッジ手前の50Rで作本のインを突き2番手に上がると、4周目に入るホームストレートで亀井をかわしてトップに立つ。中須賀は、ここから2番手以下を引き離しにかかり、独走態勢を築いていく。
優勝した中須賀克行
後方では、渡辺が4周目に作本を、5周目に亀井を、いずれも第2ヘアピンのブレーキングでかわして2番手に上がるものの、中須賀には引き離されてしまっていた。亀井、作本、濱原、岩田と単独走行になっていき、7番手の清成をはさみ、関口を先頭に秋吉、柳川、児玉が8番手争いを繰り広げていた。
表彰台
そしてレースも終盤に入ろうかという14周目のホームストレートで13番手を走っていた津田一磨が白煙を吹くトラブルでピットロード出口辺りでマシンを止めてしまう。このアクシデントのため赤旗が提示され、レースは12周終了時で成立することになってしまう。
中須賀は、独走で今シーズン9勝目を挙げ、昨年からの連勝記録を19に伸ばした。2位に渡辺、3位に亀井となり表彰台に上がった。4位に作本、5位に濱原、6位に岩田、7位に清成、8位に関口、9位に秋吉、10位に柳川、11位に児玉、12位に田尻悠人、13位に樋口耕太、14位に中冨伸一、15位に和田留佳という結果となった。ポイントランキングでは、中須賀が225ポイントに伸ばし、2番手に浮上した渡辺との差を73ポイントとした。
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