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第6戦オートポリス J-GP3決勝レース

News 2022.08.29

好天に恵まれた決勝日最初のレース。ウォームアップ走行を終えてスターティンググリッドにつく際に予選2番手の上原大輝のマシンがエンジンストール。再始動を試みるもグリッド上で転倒、スタートディレイとなる。約15分後に周回数変わらず15周とアナウンスされる。上原は最後尾スタートとなる。仕切り直しの決勝レーススタート！ホールショットは尾野弘樹が奪う。木内尚汰、予選11番手から抜群のステートを決めた高杉奈緒子が3番手で1コーナーに進入する。第2ヘアピンで木内が尾野をかわしてトップに浮上、オープニングラップを制する。尾野、高杉、徳留真紀、彌榮郡、岡崎静夏、森俊也、中嶋元気、宇井陽一、三谷然の上位10台。

レーススタート

2周目のホームストレートで尾野がトップを奪えば、木内は第2ヘアピンでインを突いて奪い返す。木内と尾野は3位以下との差を広げて激しい先頭争いを展開する。セカンドグループは高杉、徳留、彌榮郡の3台。そこになんと最後尾スタートの上原が追い付き、4台のパックとなる。上原は2周目に1分57秒台に入れるとその勢いのまま高杉、徳留、をパス、4周目の第2ヘアピンで彌榮郡をかわして3位に浮上、トップ2台を猛追する。

序盤のトップ争い

尾野、木内によるトップ争い。ストレートスピードの速い尾野がホームストレートで前に出ると第2ヘアピン進入で木内が抜き返すサイド・バイ・サイドの激しいバトルを続ける。そこに上原が迫ってくる。5周目のトップとの差は4.194秒。トップ2人が1分58秒6に対して上原は58秒1。その差はじわじわと縮り7周目に2.930秒差、1分57秒764のファステストラップをマークした10周目に1,027秒差にまで詰めると3台のワンパックとなる。13周目のホームストレレート、前2台のスリップストリームを利用して上原がついにトップに浮上する。

後方のバトル

3台になった終盤のトップ争い

トップ3台は順位を入れ替えながら激しいデッドヒートを展開、いよいよフィナルラップを迎える。ホームストレートで尾野がトップに出る。1コーナー進入で尾野と上原がブレーキング勝負している大外から木内が被せて上原をパス、2番手に浮上する。木内が得意とする第2ヘアピン手前の250Rで尾野はアウト側ギリギリまで寄せるが木内はレイトブレーキングでインから尾野をパス、トップに立つ。しかしヘアピン立ち上がりで尾野が前に出る。最後の勝負どころとなる最終コーナー進入で尾野はブロックラインで木内を入れさせない。そのままトップチェッカー！今季2勝目を飾る。木内は悔しい2位、その差はなんと1,000分の5秒。最後尾から追い上げて見せ場を作った上原が3位。セカンドグループを制した彌榮郡が4位、5位徳留、6位高杉、7位森、8位三谷、9位岡崎、10位太田隼人の上位10台であった。

優勝した尾野弘樹

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【INFO・公式結果 ページ】

【INFO・公式結果 ページ】第6戦 SUPERBIKE RACE in KYUSHU

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