渡辺一樹の代役としてYOSHIMUIRA SUZUKI RIDEWINからエントリー
News 2022.09.15
先日、MotoGP™サンマリノグランプリにジョアン・ミルの代役として参戦した渡辺一樹。その後、Yoshimura SERT Motulから世界耐久選手権(EWC)最終戦ボルドール24時間耐久にも参戦することが決まり、同日に岡山県・岡山国際サーキットで開催される全日本ロードレース選手権シリーズ第7戦にYOSHIMUIRA SUZUKI RIDEWINチームマネージャーの加賀山就臣が渡辺の代役として参戦する。
「この度、ライダーの渡辺一樹が、MotoGPやEWCボルドール24時間に出場するチャンスを得てチームとして喜ばしい事だと思っていますし、快く送り出します。全日本ロードレース岡山国際ラウンドを欠場する事になり、代役選手を多方面で検討していましたが、チームマネージャーである私が開発などを含め最適と判断し“代役はオレ”を発令する事になりました。一樹を日本から応援すると共に、一樹の居ない間に少しでも全日本マシンの開発を進めることが目的です。4月に全日本フル参戦卒業を宣言しましたが、代役として岡山ラウンドに参戦することを関係者・ファンの皆様に報告させて頂きます」と加賀山。
前週に行われた事前公開テストで加賀山は、初めてYOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN仕様のSUZUKI GSX-R1000Rをライディング。JSB1000マシンを走らせるのは、昨年の最終戦以来。昨年乗っていたマシンとは、ECUも足回りも全く違うため、データは共有できない。渡辺も昨年、岡山を走っておらず、手探りの状態から始まっていたが、それよりもフィジカル面で問題があったと言う。ベースセットを出すことで、渡辺に少しでもフィードバックできればと参戦目的を語っていた。