第7戦 岡山国際サーキット ST1000 決勝レース
News 2022.09.19
事前公開テストからTOHO Racingの國峰啄磨が絶好調でアタマ一つ抜きん出ている速さを見せていた。レースウイークに入っても、それは変わらず公式予選では、コースレコードでポールポジションを獲得。チームのホームコースだけに、ここで勝って勢いをつけたいところだった。この國峰を何とかストップしようと渡辺一馬、高橋裕紀という2人のチャンピオンもチームとマシンセットを試行錯誤しながら、よくしようと努力してきていた。
大型の台風14号の接近のため、タイムスケジュールが変更となり、ST1000クラスは、18周から15周に減算されて行われた。
ポールポジションから好スタートを見せた國峰がホールショットを奪い、高橋、豊島怜、渡辺、津田拓也、岩戸亮介、南本宗一郎、前田恵助、國川浩道と続いていく。國峰は、オープニングラップからペースを上げ、2番手以下との差を広げていく。
オープニングラップは、國峰が制し、高橋、豊島、渡辺、津田、岩戸、南本と続いて2周目に入っていく。リボルバーコーナーでは、南本が岩戸をかわしてポジションを上げる。
トップ争いは、國峰が引っ張り、高橋、豊島、渡辺と4台が形成。健闘していた豊島だったが、3周目のヘアピンで痛恨の転倒。トップ争いから脱落してしまう。この辺から國峰が約1秒ほどのリードを2番手に築き、レースをコントロールしているかと思われた。
しかし終盤になるとレースが動く。残り3周となった13周目のアトウッドカーブ進入でバックマーカーに詰まった高橋のインに渡辺が入り2番手に浮上すると、國峰のペースを上回るペースで追い上げていく。一気に、その差は詰まりテールtoノーズになると14周目の1コーナーで渡辺が國峰の前に出ていく。渡辺は、その勢いのままトップを快走。真っ先にチェッカーフラッグを受け3連勝を飾った。國峰は悔しい2位。この結果、暫定ポイントランキングでは渡辺と國峰が98ポイントで並び、次戦最終戦MFJグランプリで決着がつくことになった。高橋は3位に入り、86ポイントで逆転チャンピオンを狙う。
4位に南本、5位に岩戸、6位に國川、7位に津田、8位に村瀬健琉、9位に前田、10位に芳賀瑛大と続いた。
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