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【レポート】中須賀克行が20連勝を達成し、最終戦を待たずに11回目のシリーズチャンピオンに輝く!

第7戦 岡山国際サーキット JSB1000決勝レース

 

News 2022.09.19

 

ポールポジションスタートの中須賀克行

 

昨年から連勝を重ねてきた中須賀克行がチャンピオンに王手をかけて迎えた今回のレース。中須賀は、事前公開テストに参加しておらず、ぶっつけのレースウイークとなっていたが、暫定ランキング2位の渡辺一樹とランキング3位の岡本裕生が欠場。中須賀は5位以内に入ればタイトル決定という状況だった。

 

また、渡辺の代役にチームマネージャーの加賀山就臣が参戦し、話題を集めた。

 

公式予選では、自身の持つコースレコードを更新する1分30秒124をたたき出してポールポジションを獲得。2番手を0秒878引き離す圧倒的なタイムだった。

 

台風14号の接近によりタイムスケジュールが変更されJSB1000クラスは、24周から20周に減算して行われた。ウォームアップ走行が始まるときに、予選13番手グリッドの柳川明のエンジンがかからず、ピットロードに退去。柳川はピットスタートとなっている。

 

シグナルがブラックアウトしレースがスタート。中須賀がホールショットを奪い、作本輝介、榎戸育寛、濱原颯道、加賀山、岩田悟、亀井雄大、秋吉耕佑、清成龍一、関口太郎、児玉勇太と続いていく。バックストレートからヘアピンのブレーキングでは、亀井が岩田をかわしてポジションを上げる。続くレッドマンコーナーでは、濱原が榎戸をかわして3番手に浮上。中須賀は、オープニングラップから2番手以下を引き離しにかかる。作本が食らいついていくが、その差はジリジリと開き、中須賀は、4周目にファステストラップをマークし独走態勢を築いていく。

 

#27作本輝介

 

後方では好スタートを見せた加賀山の背後に亀井、岩田、秋吉、清成が迫ってくると、体力的に厳しい加賀山は、ポジションを落としていく。

 

#28榎戸育寛を濱原颯道が追う

 

4周目のバックストレートからヘアピンへのブレーキングで榎戸が濱原をかわし3番手に上がると、前をいく作本を追っていく。

 

後方では、亀井の背後に岩田が迫って来る。亀井は左鎖骨を事前公開テストで骨折したばかりで本調子ではないが、チェッカーを目指していた。10周目のアトウッドカーブで岩田が亀井のインから前に出てポジションを上げる。

 

優勝した中須賀克行

 

トップを走る中須賀は、安定した速さを見せ、そのままチェッカー。20連勝を飾ると共に、11回目のシリーズチャンピオンを獲得する。2位争いは、作本に榎戸が追いつき、最終ラップのレッドマンコーナーで勝負に出て、前に出るが、そのまま痛恨の転倒を喫してしまう。作本が2位でゴールし、榎戸は12位完走扱いとなった。3位に濱原が入り、4位に岩田、5位に満身創痍の亀井、6位に清成、7位に秋吉と続いた。

 

レース終盤に加賀山の背後に関口と児玉が迫り、関口は加賀山をかわし8位でゴール。加賀山は、児玉を抑えきり9位でフィニッシュした。児玉は悔しい10位となった。ピットスタートの柳川は11位となっている。

 

中須賀克行は11度目のチャンピオン

 

 

【motoバトルLIVE】 ~ 公式予選・決勝レースのアーカイブが見られます

 

【INFO・公式結果 ページ】

【INFO・公式結果ページ】2022シリーズ第7戦 スーパーバイクレース in 岡山

 

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