第7戦 岡山国際サーキット J-GP3 決勝レース
News 2022.09.19
夜のうちに雨が降った岡山国際サーキット。朝には止んだものの路面はところどころウェットパッチが残るコンディションとなり、18日(日)最初の決勝レースとなったJ-GP3クラスはその影響を受けることになった。
朝のウォームアップ走行は各車レインタイヤで出て行った。台風14号接近に伴い決勝日のレーススケジュール全体が短縮され、J-GP3クラスは19周から15周に減算され9時40分に決勝レーススタートになった。
ホールショットはポールポジションの尾野弘樹が奪う。上江洲葵要、徳留真紀、高杉奈緒子と続いてMCシケインに侵入する。予選2番手、3番手の上原大輝、木内尚汰はスタートで出遅れ、5番手・6番手にポジションダウン。
オープニングラップは尾野が制し、高杉、上江洲、徳留、上原、木内、中島元気、岡崎静夏、宇井陽一、桐石瑠加、の上位10台。
序盤、先頭グループは尾野から木内までの6台。その後方では岡崎を先頭に、中島、小合真士、山本恭裕、彌榮郡、三谷然、宇井、高橋直輝、森 俊也、八尋 春葵、岸田 慶一による11台の長いセカンドグループが続く。
路面コンディションが微妙だったのでトップに立った時点でレース展開を考えるとしていた尾野、序盤は1分42秒台のペースで周回するが、4周目から41秒台に入れて後続との差を少しずつ広げ始める。オープニングラップから尾野の背後につけていた高杉が7周目のホームストレートで上原にかわされる。その高杉を木内が背後からプッシュするが巧なブロックでなかなか抜けない。9周目のレッドマンコーナーでインを刺した木内が高杉をパス、「Team Plus One」の2台が尾野を追う展開となる。
上原がペースを上げる。7周目に41秒台に入れると8周目に1分41秒018のファステストラップをマーク。尾野のテールにまで近づく。ストレートスピードの速い尾野、ブレーキングでその差を詰める上原だが抜けない。ここで尾野も一段ギアを入れてペースを上げ、上原との一騎打ち。残り3周、背後にピタリとつけているのが誰なのか確認しようと思った矢先に赤旗が掲示される。この赤旗により12周終了時点での順位でレース成立となった。
これで尾野が今季3勝目、ポイントリーダーとして最終戦に臨む。2位に上原、3位に木内、4位高杉、5位徳留、6位上江洲、セカンドグループの激しいバトルを制して7位に入ったのは彌榮郡、8位三谷、9位小合、10位森の上位10位であった。
なお、徳留は黄旗区間の追い越し違反で30秒加算ペナルティーが課されたため5位以下が繰り上げとなり、11位の中島が10位に入った。
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