Yamaha VR46 Master Camp Teamに加入
News 2022.10.05
2020年に全日本JSB1000クラスチャンピオンを獲得し、2021年からスーパーバイク世界選手権を戦ってきた野左根航汰が2023年よりMotoGPロードレース世界選手権Moto2クラスにスイッチすることが、10月5日(水)にヤマハ発動機株式会社より発表された。
「2020年にJSB1000でチャンピオンを獲得し、2021年から2年間、WSBKで挑戦をしてきました。結果としては難しいレースが続きましたが、いろいろな経験や考え方を学びました。2023年は心機一転、Moto2に参戦します。難しいチャレンジになると思いますが、ファンの皆さま、ヤマハ発動機の期待に良いレースで応えられるよう精一杯がんばります」と野左根。
チームは「Yamaha VR46 Master Camp Team」となる。このチームは、VR46ジュニアチーム.S.R.L.の協力を得て2017年に設立。2018年まではFIM CEV Moto3(ジュニアワールドチャンピオンシップ)、2019~2021年は、FIM CEV Moto2(ヨーロピアンチャンピオンシップ)に参戦し、今年よりMotoGPロードレース世界選手権Moto2クラスに進出。世界各地で行われているヤマハライダーの育成プログラムである「bLU cRU」と連動し、ライダーたちが世界選手権レベルでスキルを磨き、MotoGPを目指すプロジェクトの一環を担っている。
野左根は、2012年に1回、2013年に3回Moto2クラスに参戦した経験があるが、当時とは全く違う環境となっている。ただ、野左根自身も成長しているだけに、その走りに期待したいところだ。