新庄雅浩が代役としてエントリー
News 2022.10.25
KRP SANYOUKOUGYO RSITOHからJSB1000クラスにフルエントリーしている柳川明が交通事故に遭い負傷。残念ながら最終戦MFJグランプリを欠場することになってしまった。
柳川は10月12日(水)にオートポリスで行われた走行会のインストラクターを務めたが、その際、自宅のある福岡からオートバイで移動。帰宅の際に事故に遭ってしまった。
「家まであと10km足らずのところで赤信号で止まっていたら“ドン!”て音がしたと思ったら路面に叩きつけられていました。起き上がろうとしたのですが、骨盤が痛くて立ち上がれませんでした。居合わせた人が抱き抱えてくれて歩道に運んでくれて救急車を呼んでくださったのですが、意識はあったので、とにかく痛かったですね」
この事故で骨盤3カ所の骨折と右足親指楔状骨を剥離骨折。週明けの診断で左ヒザの大腿骨の下端にヒビ、靱帯のダメージもあることから欠場を決めた。
赤信号で止まったところをノーブレーキで来たクルマに追突されてしまった柳川。サーキット走行会のインストラクターを務めた帰りということで、レースと同じくレーシングスーツなどフル装備だったのは不幸中の幸いだった。
「この様な形でシーズンを終えることは本当に残念です。スポンサーやチームを始め応援してくださっている皆さん、温かい言葉をいただき感謝いたします。一日も早くバイクに乗れるように治療に専念します」
柳川の欠場を受け代役として新庄雅浩を指名。第4戦SUGOにスポット参戦して以来の全日本JSB1000クラスとなり、再びゼッケン35をつけてMFJグランプリに臨む。
「ぶっつけ本番になりますが、チームのために全力を尽くします。3レースあるので、しっかり結果を出したいですね。TOTを楽しみにしていた皆さんごめんなさい。柳川選手の一日も早い回復を祈ります」と新庄。
新庄にとってRS-ITOHは勝手知ったるチーム。一つでも上位でゴールし、ポイントを獲得することが責務となる。