第8戦MFJグランプリ JSB1000レース1レポート
News 2022.11.05
セカンドロウ真ん中の5番手グリッドの濱原颯道が好スタートを切り、1コーナーに真っ先に入っていく。これに3列目の、やはり真ん中の8番手グリッドの岩田悟が続き、そのアウト側からポールポジションの中須賀克行がかぶせていくが、2コーナーではらむ形となりポジションを落としてしまう。S字コーナーの入口では、濱原、岩田、岡本裕生、渡辺一樹に続く5番手に中須賀はつけ、清成龍一、作本輝介、秋吉耕佑と続いていく。オープニングラップのバックストレートでは、岩田が濱原をかわしトップに浮上。後方では、渡辺が岡本をかわしポジションを上げる。続くシケインでは、中須賀も岡本をパスしていく。
レーススタート
オープニングラップは岩田が制し、濱原、渡辺、中須賀、岡本、清成、亀井雄大、作本、秋吉、榎戸育寛と続いて2周目に入っていく。2周目のスプーンカーブ立ち上がりで濱原はイン側の縁石に乗り、僅かに失速。渡辺と中須賀はこれを逃さずバックストレートで濱原の前に出て、それぞれポジションアップ。トップを走る岩田を追うと3周目の1コーナーで渡辺が前に出ていく。中須賀もこれに続き、バックストレートで岩田をかわして2番手に上がる。
トップ争い
渡辺、中須賀、岩田と続き、やや間隔を空けて濱原、亀井、岡本、清成、作本と続いて4周目に入っていくが、1コーナーで濱原に岡本が接触し、2台がコースアウト。それぞれポジションを落としてしまう。
集団から抜け出す#3清成龍一
トップ争いは、渡辺と中須賀がテールtoノーズのまま周回を重ねる。後方では、亀井が3番手に浮上するが、7周目には清成が亀井をかわしていくと、徐々にトップの2台に迫っていく。
表彰台
レースも折り返しを過ぎると、中須賀が渡辺に仕掛けていく。15周目の1コーナーで突っ込み過ぎてしまった渡辺が2コーナーではらむと、中須賀はインに入り前に出ていくが、続くS字コーナーの入口で、すかさず抜き返す。続くヘアピンでも渡辺は、インにつけずはらんだところを中須賀が前に出る。続く200Rシケインへのブレーキングで再び渡辺は仕掛けていくが、今度は、うまくいかず、逆に中須賀と差がついてしまう。中須賀は、ここからペースアップ。ファステストラップを更新する走りを見せると独走態勢を確立。そのまま渡辺を約7秒引き離しチェッカーフラッグを受け21連勝を飾った。渡辺は、清成の接近を許すが、これを抑え切り2位でゴール。清成は3位に入り、久しぶりに表彰台に上がった。
4位に亀井、5位に岡本、6位に作本、7位に榎戸、8位に岩田、9位に濱原、10位に秋吉と続くトップ10。11位にスポット参戦の生形秀之、12位に津田一磨、13位に関口太郎、14位に中冨伸一、15位に黒木玲徳と続いた。
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