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第8戦 MFJグランプリ鈴鹿 ST600クラス決勝レース

News 2022.11.06

ST600クラスの決勝レースは、タイトル獲得には勝つしか無い小山知良が絶妙のスタートからホールショットを奪う。ポイントリーダーでポールポジションの荒川晃大、4番手スタートの國井勇輝、長尾健吾と続く。荒川が小山をかわすと、続いて國井も小山をパス、さらに後ろから迫った5番手スタートの井手翔太が長尾を抜いて順位を上げてきた。2周目に長尾が転倒で姿を消すと、トップ集団は荒川を先頭に、國井、さらに順位を上げた井手、小山、鈴木光来、伊達悠太の6台一列となった。

4周目にはついに井手がトップに浮上、6台が接近戦を展開しながら周回を進める。中盤からは井手が好ペースを維持しながらじわじわと2番手以降を引き離す展開で、集団もバラけ始めてきた。その中で、小山が荒川をかわして再び順位を上げ、最終ラップを前に國井も抜いて2番手に浮上する。しかし、安定して速いペースだった井手が全日本初優勝を飾った。2位に小山、3位の國井も全日本初表彰台を獲得。荒川は4位となり、2022ST600クラスチャンピオンを決めた。

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