第8戦MFJグランプリ ST600レースレポート
News 2022.11.07
第7戦岡山国際終了時のST600クラスは荒川晃大(97ポイント)と小山知良(81ポイント)がポイント差16。この2人にシリーズチャンピオン争いが絞られた。前日の公式予選でもこの2人が熾烈なポール争いを展開。荒川がコースレコードを更新する2分10秒776をマークしてポールポジションを獲得した。
朝から快晴となった決勝日、13時10分に13周の決勝レースがスタート!ホールショットは小山が奪う。荒川、長尾健吾、國井勇輝の順に第1コーナーに進入する。S字の進入で荒川が小山をかわしてトップに浮上。S字の出口では國井が小山をパス、2番手に浮上、小山は130Rで井手にかわされ4番手にポジションダウン。オープニングラップは荒川が制し、以下、國井、井手、小山、長尾、鈴木光来、伊達悠太、芳賀涼大、伊藤元治、松岡玲の上位10台。ここで5番手を走行していた長尾が転倒、戦線から離脱する。
3周目のS字で井手が國井をかわして2番手浮上、さらに翌周のホームストレートでトップに浮上する。荒川はヘアピン進入で國井にかわされ3番手にポジョションダウン。國井が2番手。小山は4番手。伊達5番手、鈴木6番手、ここまでが先頭グループとなる。
小山と伊達が順位を入れ替えながら周回を重ねていたが、伊達との勝負を制した後、前をいく荒川を狙う。8周目のスプーン入り口で荒川をパスするが130Rで抜かれる。しかし9周目の1コーナーで抜き返して3番手に浮上する。7番手争いのセカンドグループは、鈴木、伊達、芳賀、伊藤、松岡にオープニングラップ12位だった阿部恵斗を加えた6台のパックとなる。芳賀と阿部が徐々に順位を上げ、9周目には阿部がセカンドグループのトップに立つ。
終盤、トップを走る井手が2位以下との差を広げ、10周目には1秒437まで広げる。その後方では小山が國井に0.4秒差にまで詰めてくる。そして12周目の1コーナーで國井を捉えて2番手に浮上する。 迎えたファイナルラップ。井手はその差をさらに広げてトップチェッカー!全日本初優勝を飾る。國井も小山に食い下がるが小山が制して2位、國井が初表彰台の3位。4位に荒川が入りシリーズチャンピオンを決めた。5位伊達、6位鈴木、7位阿部、8位芳賀、9位伊藤、10位中山耀介の上位10台であった。
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