3台体制で挑むTeam TATARA aprilia
News 2023.01.21
全日本ロードレース選手権で唯一アプリリアで戦っているTeam TATARA apriliaが都内ホテルで「Team TATARA 2023体制発表会・感謝の集い」を開催。2023年シーズンのチーム体制を明らかにした。まずJSB1000クラスには、新しく新庄雅浩を起用。豊田浩史とのコンビでフルエントリーする。昨年、シーズン途中から代役としてチームに加わった和田留佳はST1000クラスにフル参戦する。昨年、JSB1000クラスを戦った江口謙は現場責任者ECU担当としてチームに帯同する。
今シーズンよりJSB1000クラスの特別申請車両として参加が認められた最新モデルのaprilia RSV4 Factory 1100でタイヤはブリヂストンというパッケージ。ST1000クラスは、RSV4 RF LEにワンメイクのダンロップとなる。
「レース歴は20年ほどになり、そこそこベテランという立ち位置です。自分が生きてこられたのも多くの方に支えられ、影響を受けて、楽しい時間や苦しい時間を共に過ごし、今の自分があると思います。人は宝と言いますし、今までお世話になって来た方、今日初めてお会いする方、このチームに縁があって、ここにいられると思っています。このチームでいいきっかけや縁が生まれ、みんなで温かいチーム、熱いチーム、活躍するチームにしていきましょう。皆さんのタカラになるチームに所属させていただきます。みんなのタカラ、チームタタラ(笑)よろしくお願いいたします」と新加入する新庄。
「今年もTeam TATARA apriliaから皆さんの応援のもとJSB1000クラスに参戦できることを感謝申し上げます。昨年から江口選手と共にJSB1000クラスを走らせてもらっていますが、まだRSV4というバイクのポテンシャルを引き出せていない自覚があります。今年は、しっかりテストを行い、すばらしいマシンのポテンシャルをフルに発揮させて成績に結びつけたいと思っています。新庄選手が新しく入り、若い和田選手と力を合わせていい走りができるように頑張りますので応援よろしくお願いいたします」と豊田。昨年はケガに泣かされただけに、今年はいい走りを見せたいところだ。
「今シーズンもTeam TATARA apriliaで走れることをチームを始め、応援してくださっている皆さんに感謝いたします。チームに貢献できるように精一杯努力し、毎戦トップ10以内でフィニッシュできるように頑張っていきます。応援よろしくお願いいたします」と和田。
鈴鹿8耐へもチャレンジすることを発表。まずはトライアウト突破を目指す。