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FineTechnicalRacing 2023年チーム体制

News 2023.02.01

2017年に誕生し昨年より全日本ロードレース選手権ST1000クラスに参戦しているFineTechnicalRacing（ファインテクニカルレーシング）が2023年シーズンのチーム体制を発表。JSB1000クラスのトップライダーとして活躍してきた濱原颯道が加わり、松本隆征との2台体制でST1000クラスに参戦。マシンは引き続きKawasaki Ninja ZX-10RRとなる。

「この度、今まで5年間在籍させていただきました桜井ホンダさんを2022年をもって卒業させていただきました。そして今年は“Kawasakiのバイクに乗ってみたい”とある方に相談したところFineTechnicalRacingさんを紹介していただきました。“まだプロライダーとして走りたい！”という僕の考えを受け入れてくださったチーム代表の山本会長には大変感謝しています。初めて参戦するST1000クラスに初めて乗るZX-10RRと、初めて尽くしな部分が多いですが、チームメイトの松本選手と共に今まで経験してきたことを活かして、新たなチームで心機一転優勝を目指します。応援の程よろしくお願いいたします！」と濱原。

「ファインテクニカルレーシングは、昨シーズンから全日本ST1000クラスにフル参戦いたしました。地方選手権では3台体制の時もありましたが、やはり全日本というステージでチームとして戦っていきたい思いも強く、ライダーもクルーも成長しながらの全日本1年目でありました。チーム内全体の理解と協力と責務が個々に強固となり、新しいシーズンを迎える事ができます。ライダーは去年同様に松本隆征と、今年からチームに新たに加わる濱原颯道との2台体制にてST1000クラスを、塚本監督及び清原顧問を始めチーム全員で飛躍を目指して戦って参ります」と山本和正代表。

昨年よりチーム監督に就任している塚本昭一氏は「全日本フル参戦2シーズン目は2台体制でST1000クラスを戦い上位を狙います！　我がチームの強みはチームオーナーの山本会長以下、気の合うスタッフで作る走りに集中できる環境があることです。大先輩の清原明彦さんが顧問でいてくれる事もとても心強く有難いです。ライダーの松本は昨年、初めて走るコースにおいてもポイントを獲得し、尻上がりに内容の濃いレースを展開しました。今年は本人に合わせた攻めれるセットアップで更に上位を目指しレースを沸かしてもらいたいです。濱原選手はこれまでJSB1000クラスで戦い、トップ集団に絡む走りが印象的な選手です。クラスもマシンも変わりますが、これまでの経験を活かしてトップ争いに加わってもらいたいですね。カワサキZX-10RRでST1000クラスを盛り上げていきますので皆さん応援よろしくお願いいたします」とコメント。

チームと共に全日本フル参戦2年目を迎える松本は「まず始めに今シーズンもFineTechnicalRacingからST1000クラスに参戦させていただけることをチーム代表の山本会長を始めチーム関係者の方に感謝いたします。今シーズンは毎戦上位を目指し皆様に覚えていただける様な走りをしたいと思います！　チームメイトに濱原選手が加わり経験が少ない僕からすると学べることが多くあります。2人でしっかり結果を残していきたいです!!」

塚本監督と同じく、昨年より顧問として加わった清原明彦氏も続投。濱原とカワサキのレジェンドライダー2人が加わり成長を続けるFineTechnicalRacingが、どんなレースを見せてくれるか楽しみなところだ。

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