TN45withMotoUPRacing 2023年チーム体制
News 2023.02.03
世界へ再びチャレンジできるライダーを育てることをコンセプトに長島哲太が中心となって全日本ロードレース選手権に昨年から参戦を開始したTN45withMotoUPRacingが2023年のチーム体制を2月3日(金)に発表した。
全日本ST600クラスには羽田太河と藤田哲弥を、全日本J-GP3クラスには池上聖竜を起用し3人体制で2年目のシーズンを戦う。
「2023年もオーナーとしてチームを運営させていただきます。MotoUP様をはじめ多くの皆様のご協力に感謝申し上げます。2022年はチャンピオン争いをしていましたが、羽田が世界に挑戦した事でチャンピオンを逃す事になりましたが、本人の成長を思うと間違いではなかったと思っています。今年は新たにST600に藤田哲弥とJ-GP3に池上聖竜が加入します。羽田にはチャンピオン獲得のために全力でバックアップしていき、若い2人には世界で戦うために何が必要なのかを指南し、成長してもらいます。今シーズンもTN45withMotoUPを応援よろしくお願いいたします」と長島代表。
「まずは今シーズンも走ることができることを応援してくださっている皆さん、チームに感謝いたします。自分自身もチームも、とにかくやるべきことを、しっかりやれば自ずと結果はついてくると思っています。その結果がチャンピオンになりますし、常に世界を意識して走ります。応援よろしくお願いいたします」と羽田。すでにライバルは自分自身とでも言ったところか。
「まずはTN45withMotoUPで走れることを長島代表を始めチームの皆さん、応援してくださっている皆さんに感謝いたします。昨年ST600クラスにスイッチし、地方選手権と代役参戦が1度ありましたが、まだまだ課題が多く残っています。今シーズンはチームメイトに羽田選手という速いライダーがいますし、最高の環境が整っているので、この経験をしっかりものにして、毎レース成長する姿をお見せできるように日々努力していきます」と藤田。2年前まではJ-GP3クラスを走っていたが、昨年からST600クラスにスイッチ。激戦の全日本ST600クラスで、どんな走りを見せてくれるか!?
そして池上は「なによりTN45withMotoUPで走るチャンスをいただき、長島監督を始めチームの皆様、応援してくださっている皆様に感謝いたします。去年は地方選手権に参戦していて、様々な課題を残したままでした。今シーズンは、全日本ロード選手権にステップアップし、たくさんの速いライダーがいる中で自分の技術を毎戦磨き続け、成長する姿で恩返しします。今年1年間よろしくお願いいたします」とコメント。昨年、MiniGPのジャパンシリーズの初代チャンピオンとなり、ワールドシリーズでも総合3位と活躍。これからが楽しみなライダーの一人だ。
「チーム2年目を迎えられることをご協力いただいている皆さまに感謝申し上げます。羽田はチャンピオンを必ず獲り、世界へ戻すことを目標にしていきます。藤田と池上も世界を見据えられるライダーとして成長できるようにバックアップしていきます。地方選手権でも若手ライダーを走らせる予定です。こちらは羽田にも帯同してもらいアドバイスをしてもらいます。またMotoUPやHonda Dream店のお客さん向けに応援ツアーを企画し、モータースポーツを広げる活動もしていきます。2023年シーズンもよろしくお願いいたします」とチームを束ねる渡部晋監督。
羽田は、ST600クラスで本命の一人と言える。藤田と池上も羽田に続いて、世界への足がかりを築いていきたいところだ。再び世界を目指す戦いが、ここでも始まる。