KRP三陽工業&RS-ITOH with VISSEL KOBE 2023年チーム体制
News 2023.02.07
KRP三陽工業&RS-ITOH with VISSEL KOBEのメインスポンサーである三陽工業株式会社が2023年のチーム体制を2月7日に発表。全日本ロードレース選手権JSB1000クラスには、柳川明が継続参戦。新たに佐野優人が加わりST1000クラスにフルエントリーする。
「今シーズンも三陽工業をメインスポンサーに、RS-ITOHよりカワサキZX-10Rで全日本ロードレース選手権JSB1000クラスへフル参戦することになりました。1991年から全日本ロードレース選手権への参戦が始まり、世界戦を含め今年は33年目のシーズン。今シーズンも毎戦悔いのないレースをお見せできるよう、今できる事をしっかり実践し、与えられた条件で最高の結果を出したいと思います。今シーズンも応援よろしくお願いします!」と柳川。昨年10月に交通事故で大ケガを負い、そこからの復帰となる。今シーズンもカワサキの期待を一身に受け国内最高峰クラスを戦う。
そして新たにチームに加入する佐野優人は「KRP三陽工業&RS-ITOH with VISSEL KOBEのライダーとして全日本ST1000クラスへ参戦できる事を楽しみにしています。また、私を応援しサポートして下さっている皆様にも感謝しております。昨年度は、鈴鹿8時間耐久レースのみの参戦でしたが、2年振りに全日本ロードレースにフル参戦できる事となりました。ST1000クラスは初めてのChallengeで、分からないことがたくさんあるかと思いますが、伊藤監督やチームの皆様方にお力添えいただき、開幕戦からしっかりと結果を出せるよう頑張ります。応援して頂いているスポンサーやファンの皆様に、表彰台や優勝している姿を見ていただけるよう、チーム一丸となって全力で戦います。皆様ぜひ、佐野優人の応援をよろしくお願いいたします」とコメント。
チームは2月17日(金)に西明石ホテルキャッスルプラザで体制発表会を開催。ここで鈴鹿8耐に向けての発表も行う予定となっている。
■チーム概要
チーム監督:伊藤 一成
ライダー :柳川 明、佐野 優人
マシン :Ninja ZX-10R
参戦クラス:全日本ロードレース選手権JSB1000クラス・ST1000クラス
■伊藤 一成 監督
新型コロナウイルスの感染拡大は、モータースポーツ界にも多大な影響を及ぼし、2020年・2021年は鈴鹿8耐が中止になるなど我慢を強いられる2年間となりました。しかし、2022年は一部制限もありましたが、鈴鹿8耐・全日本ロードレースの全戦が開催され、我々もフル参戦を果たすことができました。依然として予断を許さない日々が続き、制限と義務が課される中、経済活動・市民活動への影響を最小限にすべく、我々の生活も変化しております。レース活動においても様々な変化がありましたが、我々の「レースに対する情熱」に一切変わりはありません。RS-ITOHスタッフ一同の「情熱」を集結し、あらゆる困難にも対峙して新シーズンを戦ってまいります。
■三陽工業代表取締役 井上 直之
2017年から正式にKRPとして活動をスタートして7年目のシーズンになります。2023年シーズンは昨年に引き続きKawasakiレジェンドライダーの柳川さんに加えて、佐野 優人という新しい力が加わり一層面白いシーズンになると期待をしています。昨シーズンはコロナ禍ではありましたが、鈴鹿8時間耐久レースも開催されました。今シーズンは昨シーズンよりも制限が緩和され、よりバイクレースが面白くなるのではないかと感じています。世の中はバイクブームと言われています。全日本ロードレースもそのバイクブームの流れに負けないくらい盛りあげていきたい。そんな想いを持ちながら、今シーズンも楽しいシーズンにしていきます。