結成4年目を迎えたTEAM NAOKO KTM
News 2023.02.09
聴覚障害がありながらレーシングライダーとして走り続けている高杉奈緒子。2023年シーズンも結成4年目となるTEAM NAOKO KTMとして全日本ロードレース選手権J-GP3クラスにフル参戦する。
「今年も、応援してくださっていますスポンサー様、サポートクラブの皆様のおかげで全日本ロードレースにフル参戦することができます。本当にありがとうございます。プライベートチーム TEAM NAOKO KTMを立ち上げてから今年で4年目となります。昨年は、右手の大怪我もあり思うように戦うことができませんでしたが手術も終えたのでリハビリをしっかりして開幕戦に間に合わせたいと思います。相方でもありメカニックの川原英実と、二人三脚で全日本ロードレースを戦っていきます」
「プライベートで集まってくれている仲間と共にTEAM NAOKO KTMの絆を大きく強くしていきたいと思っています。数少ないKTMマシンでの参戦ですが、皆様に楽しんでもらえるように全日本ロードレースを盛り上げていきたいと思います。目標は、勝つこと、表彰台に再度立つという意思を強く持って戦っていきます。耳が聞こえなく聴覚障害を持っている私ですが、ハンディキャップを感じさせない走りを見せられるように頑張りますので高杉奈緒子を応援してください。どうぞよろしくお願いします」
かつてはST600クラス、GP250クラスに参戦。鈴鹿8耐やル・マン24時間耐久にもチャレンジした経験を持ち、2010年からGP125クラスにスイッチして今に至っている。2021年には第3戦SUGOで3位に入り表彰台を獲得しランキング5位。昨年は、ケガに泣かされながらもランキング6位となっている。2023年シーズンは、フル参戦、唯一となったKTM RC250Rで勝利を目指す。