3台体制で参戦するTONE RT SYNCEDGE 4413 BMW
News 2023.02.14
1月中旬に2023年のチーム体制を発表していたTONE RT SYNCEDGE 4413 BMWだったが、年間エントリーギリギリのタイミングで1人ライダーが加わることになった。その名は、吉田愛乃助(よしだ あいのすけ)19歳。昨年、鈴鹿サンデーST1000クラスで5戦全勝を挙げて国際ライセンスを取得したばかりだが、全日本ST1000クラスにBMW M1000RRでフルエントリーすることになった。
「今年から TONE RT SYNCEDGE 4413 BMW で走らせていただきます徳島県出身の吉田愛乃助です。去年まではナショナルでしたが今年からインターに昇格しました。 全日本ライダーに一歩でも近づけるよう頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします」と初々しいコメント。
「東京オートサロンで体制発表させていただいた後に、吉田愛乃助君から申し出があり、加入が決定し、全日本 ST1000クラスにフル参戦する事を決めました。19 歳と若いライダーであ りながら“ウチに来てどうしたい?”という問いかけに対して“3年でチームのエースになります”と言い切りました。若いライダーを積極的にバックアップすると共に、綿貫 舞空、吉田愛乃助をベテラン星野 知也が引っ張る形での活動になります。我々のチームならではの活動をしていきたいと思います。 ぜひ応援、そして注目してください。よろしくお願いいたします」と高村嘉寿チーフメカニック。
チームを束ねる山下祐監督は「この度、吉田愛乃助選手が加入する事となりました。これで綿貫舞空選手と共に非常に若い 2人が揃ったことでチームの平均年齢もグッと若返りました。 この事はチームが若いライダーを育てるという新たなチャレンジに踏み出したことを意味します。 今後のチーム運営においては、よりよい結果を目指してしっかりと2人のライダーに対して指導をしていこうと思います。彼らがいいライダーでありいい人物となれるよう全力でバックアップしていきます。 昨年までとは違う当チームの活動にぜひともご注目ください」と期待溢れるコメント。
JSB1000クラスの星野知也、ST1000クラスの綿貫舞空、そして吉田が入り3台体制となったTONE RT SYNCEDGE 4413 BMW。若手2人の成長が楽しみなところだ。
なお全日本に先だって行われるもてぎロードレース選手権開幕戦に綿貫と吉田がST1000クラスにスポット参戦する予定となっている。