Team Kawasaki Webike TrickstarからEWC第1戦、第2戦に参戦
News 2023.02.28
全日本ロードレース選手権ST1000クラスにKawasaki Plaza Racing Teamから参戦している岩戸亮介がEWC世界耐久選手権シリーズに新体制を組んだTeam Kawasaki Webike Trickstarのリザーブライダーとして第1戦ル・マン、第2戦スパ・フランコルシャンに加わることが2月27日(月)に発表された。
「 Team Kawasaki Webike Trickstar のライダーの一員としてFIM 世界耐久選手権に参戦できる事を大変うれしく思います。初の世界選手権への参戦に対する緊張を感じつつ、リザーブライダーとしてチームのチャンピオン獲得へ向け全力を尽くしたい思いです。 すばらしいチーム、チームメイトとの戦いを通してライダーとしての経験値を増やせるチャンスだとも思っております。 オファーをくださった鶴田さんを始め、カワサキや各ご関係者の皆様に感謝しております。 応援よろしくお願いいたします」と岩戸。
昨年の鈴鹿8耐では、SST車両ながら公式予選で2分07秒364という驚異的なタイムをマーク。決勝での走りも高く評価され、オファーが舞い込んだ。
「この度、我々のチームに岩戸亮介選手がリザーブライダーとして加わることとなりました。私の中で岩戸選手は昨年の鈴鹿8耐ですばらしい走りをしていたことがとても印象に残っており、ぜひTeam KWT に力を貸してもらえないかと今回のオファーをしました。岩戸選手は Kawasaki Plaza Racing Team から全日本ロードレースや鈴鹿8時間耐久ロードレースに出場するため、 参戦可能な第1戦ル・マン、 第2戦スパをリザーブライダーとして我々と一緒に戦ってくれることになりました。実力やスピードはレギュラーライダーたちと遜色がないすすばらしい選手ですので我々が目標とするEWC タイトル獲得に向けて大きな 力となってくれることを期待しています」と鶴田竜二監督。
岩戸にとっては初めてヨーロッパのサーキットを走ることになる。レギュラーライダーのランディ・ドゥ・プニエ、渡辺一樹、クリストフ・ポンソンが中心となるが少ないチャンスをモノにしたいところだ。