マシンの準備が間に合わず苦汁の決断
News 2023.03.03
2023年シーズン、全日本ロードレース選手権ST1000クラスにエントリーしていた伊藤勇樹が急きょST600クラスにスイッチすることを3月3日(金)にRankUpRacingが明らかにした。
「皆様にお詫びとご報告がございます。2023年度の体制発表をしたばかりですが、どうしてもマシンの準備が整わず。伊藤勇樹をST1000だとフル参戦させる事ができず、ST600へのクラス変更となってしまいました。スポンサーの皆様には多大なるご迷惑をお掛けし、申し訳ございません。勇樹のST1000での活躍を期待していた皆様にはガッカリさせる様なご報告で大変申し訳ございません。深くお詫び申し上げます」とチームが発表。
伊藤は「ST1000に向け準備をしてもらっていたのにこの様な事態になってしまいましたが、クラスが変わっても最前を尽くしチャンピオンを目指します」と気持ちを切り換える。
開幕戦まで1カ月を切ったところでの体制変更となった伊藤。今シーズンは、アジアロードレース選手権のアドバイザーも務めることになっており、事前テストには参加できないが、その前にスポーツ走行を走る予定だという。5年振りとなる600ccだが、実績はあるだけにST600クラスでも活躍が期待できそうだ。