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ST600鈴木光来が先勝も課題が残るレース

もてぎロードレース選手権 第1戦

 

News 2023.03.20

 

ST600鈴木光来が先勝も課題が残るレース

 

もてぎロードレース選手権第1戦が栃木県・モビリティリゾートもてぎで3月18日(土)・19日(日)に開催された。全日本ロードレース選手権開幕を2週間後に控えているだけに、多くの全日本ライダーもエントリー。中でもST600クラスは多く、さながら前哨戦といっても過言ではなかった。

 

10周で争われた決勝。ポールポジションスタートの鈴木光来がホールショットを奪うとレースをリード。オープニングラップから独走態勢を築いていく。2番手争いを西村硝、伊藤元治、伊達悠太が繰り広げ、スタートで出遅れた井手翔太が追う展開となる。

 

トップを走る鈴木は、思うようにペースを上げられなかったがセカンドグループに2秒以上の差をつけてチェッカー。まずは今シーズン最初のレースで勝利を飾った。
「決勝に向けて変更したセッティングがいい方向にいかず苦しいレースでした。ただ、全日本開幕戦に向けては、いいデータも取れたので、事前公開テストで課題をクリアしてレースウイークに突入したいですね」と鈴木。

 

 

2位争いは、井手がペースを上げて集団に追いつくと次々にパスし集団のトップに浮上。井手、西村、伊達、伊藤の順でゴールするが、最終ラップに井手が黄旗区間中の追い越しがあったため、30秒加算のペナルティで8位に降順。西村が2位、伊達が3位、伊藤が4位となった。5位には、予選開始早々に転倒し計測ラップなしとなっていた菅原陸が嘆願書で最後尾から追い上げて入っている。6位に山口辰也、7位に岡部怜と全日本ライダーが当然ながら上位を占めた。

 

土曜日に行われたJSB1000/ST1000インターにも全日本ライダーがエントリーしていたが、冷たい雨となったため、ほとんどのライダーがキャンセル。全日本勢では、須貝義行が出走。ケガからの復帰戦だったが、さすがの走りでポールtoフィニッシュを飾っている。

 

 

 

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