Team Baby Face鈴鹿8耐体制発表
News 2019.03.23
3月22日(金)より始まった東京モーターサイクルショー。全日本JSB1000クラスにフル参戦2年目を迎えるTeam Baby Faceがオーファブースで鈴鹿8耐体制発表を行った。
ライダーは、同チームからJSB1000クラスを戦う津田一磨。そしてペアとして藤田拓哉を起用。2人で鈴鹿8耐を戦い、トップ10を目標に掲げた。
「Team Baby Faceとして全日本JSB1000クラスは、2年目のシーズンとなります。昨年は、7位が最高位だったので今年は、6位以上の結果を求めてチームと戦って行こうと思ってます。鈴鹿8耐へは、藤田選手とチームと力を合わせて決勝はトップ10を狙います。藤田選手は速いので、どっちが速いのか、すごく楽しみなところです。予選では、いいタイムを狙って行きたいですね」と同チームのエースでもある津田。そして新加入となる藤田は「何よりもチームと一丸となって目標を達成するために最大限の努力をして行きます。ずっとヤマハでやってきましたので、その点は、今回も変わりないですし、自分の経験が少しでも役に立てばいいなと思っています。ただ、チームを移籍するという経験が、あまりないのですが、これをチャンスと捕らえて、自分自身の仕事を全うできればいいなと思っています」と語った。鈴鹿は、全日本JSB1000クラスでも表彰台に上がったこともあるだけに、安定した速さを持っているだけに注目したいところだ。
チームを率いる株式会社ベビーフェイス佐藤勝彦代表は「バイクを速くすることも、すごく難しいですが、ライダーが速くなると言うことも同じように難しいと思います。津田選手は、日頃からハードにトレーニングをしていますし、藤田選手も速いライダーなので、お互い刺激し合って、いい方向に行けば、10位以内という目標も夢物語ではないと思っていますので、チーム全員で頑張って行きます」と藤田の加入で起きる化学反応が楽しみなところだ。
2014年から5年間「Titanium Power Racing with HOOTERS」として鈴鹿8耐に参戦してきた株式会社オーファ。今年は、ジョイントという形で「Team Baby Face Titanium Power Racing」としての鈴鹿8耐参戦となるが細川寿二オーファ代表は「全面的にサポートして行きます!」と力強くコメント。
Team Baby Faceとしての参戦は、1994年に大浦審一郎/菊池寛幸組で出て以来、25年振りとなる。プライベーターの雄、Team Baby Faceの戦い振りは、他のチームにとっても一つの指標になりそうだ。