創業100周年に向けチーム名も新たに「ミクニ VISION 2023」
News 2020.02.17
オートバイのみならず、クルマでもFI(フューエルインジェクション)でおなじみミクニの社内開発プロジェクトとして全日本ロードレース選手権に長年参戦している。創業100周年を迎える2023年に向けて、チーム名を「ミクニテリーアンドカリーレーシング」から「ミクニ VISION 2023」と変更。ライダーラインナップは、尾野弘樹と村瀬健琉と変わらないが、尾野は、J-GP2クラスから新設クラスとなるST1000にスイッチする。ミクニ製電子制御スロットルボデーとFI制御の開発を実戦開発して行く。マシンはスズキGSX-R1000Rとなる。
「チームを始め、ご支援、ご協力をいただいている皆様のおかげで、新設のST1000クラスに参戦できることを感謝申し上げます。ミクニのライダーとして3年目のシーズンを迎えます。激戦となりそうですが、初戦から存在感のある走りをしてミクニをアピールし、チャンピオン争いを繰り広げて行きたいと思っています。応援よろしくお願いいたします」と尾野。
J-GP3クラスで2年目のシーズンを迎える村瀬は「引き続きJ-GP3クラスに参戦させていただきます。チーム名も変わり、よりチーム力がアップして新しいシーズンを戦える事を感謝したいです。今シーズンは、昨年より厳しい戦いになると思いますが、マシン、ライダー共にオフシーズンで準備が整いつつあるので開幕戦からトップを狙って行きたいと思っています。今年も応援の程よろしくお願いいたします」と開幕戦から波に乗りたいところだ。
村瀬は、昨年、全日本初優勝を達成。今シーズンはチャンピオンを目指すことはもちろん、MotoGP日本グランプリへのワイルドカード参戦、そしてポイントゲットを狙うと言う。2020年シーズンも2台のゼッケン392がドラマを生み出してくれそうだ。