Odakaihatsu Aprilia + TOHOとしてエントリー
News 2020.02.28
2020年年間暫定エントリーリストで唯一アプリリアでエントリーしているのがジェゲデ・ゼカライヤ、ニックネームは“ゼック”だ。ガーナ人の父とチェコとフィンランドのハーフの母の間に生まれたゼックは、アメリカのフロリダ出身。16歳のときに飛び級で名門大学に進学。このころから日本に興味を持ち始め、日本語を勉強。2013年に22歳のときに来日しオートバイに乗り始め、2014年からレースを始めた。2019年は、筑波ロードレース選手権、もてぎロードレース選手権のST600クラスにエントリー。筑波では、2勝を挙げてシリーズチャンピオンを獲得。日本人以外でチャンピオンになるのは、地方選手権では初めての快挙でもあった。
「今年は、アプリリアジャパン、TOHO福間さん、D;REX豊田さんを始め、多くの方のご協力のおかげで初めて全日本ロードレース選手権ST1000クラスに参戦します。初めての全日本、走ったことのないコース、新しいカテゴリーでの参戦となります。たくさん勉強をして少しでもいい成績を目指したいと思います。今年の目標は、ポイント獲得することと初サーキットの攻略、新しいマシンのデータを集めることです。来年に向けての準備も兼ねて、しっかり戦います。よろしくお願いします」
Aprilia JapanのオフィシャルサポートライダーとしてST1000クラスに参戦するチャンスをつかんだゼック。全日本のみならずMoto Americaにもスポット参戦を予定していると言う。
ガーナとアメリカ国籍を持ち、日本語と英語のバイリンガルのソフトウェアエンジニア兼レーサーという肩書きを持つ29歳。そんなゼックの初めて尽くしのチャレンジに注目しよう!