ウェビック チームノリック ヤマハ 2020年チーム体制
News 2020.03.03
ウェビック チームノリック ヤマハ 2020年チーム体制発表会がウェビック本社で3月2日(月)に開催された。
昨年と同じく阿部恵斗、青田魁、阿部真生騎という3人体制は変わらず新しいシーズンに臨む。阿部恵斗は、J-GP2クラスからST600クラスにスイッチ。すでにツインリンクもてぎ、筑波などでテストを行い、いい手応えを感じていると言う。
「今年の目標は全戦優勝、そしてシリーズチャンピオンを目指します。J-GP2クラスと同じ600ccですがイヤがスリックから溝付きに変わり、ブレーキ等、改造範囲も狭くスタンダードになったことで全く違うバイクになりましたが、シーズンオフのテストでは、いいフィーリングを得ています。小山選手と岡本選手に勝てるように全力で挑みます」と今年も強気のコメント。
またチームで4年目のシーズンを迎える青田は「筑波ロードレース選手権J-GP3クラスに参戦させていただきます。S80クラスからのステップアップでマシンが変わりスピードも違いますが集中してレースに臨み表彰台に上がることを目標に頑張ります」と筑波ロードレース選手権S80クラスからJ-GP3クラスにスイッチ。TZ125改のフレームにYZ250のエンジンを搭載したTZ250Fでエントリーする。
そしてノリックこと阿部典史さんの息子である阿部真生騎も、昨年のJ-GP3クラス、JP250クラスからST600クラスにステップアップする。主に筑波ロードレース選手権ともてぎロードレース選手権に参戦する。 「2018年、2019年といい結果を残せていないので、今年は、初めてのST600クラスですが、タイム的にも手応えがあるので、全戦1位でチャンピオンを取ることができればいいと思っています。今までの250とはスピードレンジが違うので気を引き締めて行きます」とコメント。3月7日(土)に行われる筑波ロードレース選手権第1戦で、青田と阿部真生騎は、それぞれ新しいクラスでの初レースとなる。
ウェビック チームノリック ヤマハは、今シーズンで10年目を迎える。全日本ST600を戦う阿部恵斗を筆頭に、地方選手権を戦う青田魁と阿部真生騎の若き3名が2020年シーズンを盛り上げてくれそうだ。