渡辺一樹を擁しJSB1000クラスにエントリー
News 2020.07.27
2020年シーズンの開幕戦となる第1戦SUGO(8月9日・10日)にヨシムラスズキMOTULレーシングがスポット参戦することが7月27日(月)に発表された。ライダーは渡辺一樹、クラスは、もちろんJSB1000となる。
「2020年の全日本ロードレース選手権の実質開幕戦となるSUGOに参戦する事を発表でき、非常にうれしいです。約9カ月と言う長いブランクからのレース再開となりますが、ライダーに取ってはライディング及び、レースにおける感覚を取り戻すのは並大抵の事ではなく、またチームに取ってもチームワークを取り戻す事は簡単ではないでしょう。しかしながら、この間もライダーはトレーニングに、チームはマシン改善に努力を続けて来ました。その成果を発揮する場所として全日本選手権に参戦し、皆様にお会いできる事も楽しみにしております。今回の参戦も鈴鹿8耐に向けたマシン開発の一環と捉え、色々と制約のある中での実戦となりますが、まずは表彰台を目指して行きたいと思います! 応援よろしくお願いいたします」と加藤陽平監督。
「まず新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔み申し上げますとともに、罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。また、感染拡大の防止にご尽力されている医療関係者をはじめとした多くの皆さまに心から感謝申し上げます。モータースポーツも計り知れない影響を受けながらも、複雑な心境もある中こうしてレース活動の報告ができることを喜ばしくも思います。今回チームとしては、開発テストの一貫としての参戦という形になりますが、ライダーとしてやるべき事は大きく変わる事はありません。常にベストを尽くし、最大限の結果に向けて猛進して行きたいと思います。モータースポーツにとっての静寂がいつもよりも長い2020年。短くなってしまったシーズンですが、今回のレースで少しでも皆様の気持ちを明るくできるようなニュースを届けられるように頑張ります。応援よろしくお願いいたします」と渡辺。
コロナ禍の中、ヨシムラも2020年シーズンの予定を大きくスケジュールを変えざるを得ない状況となっている。7月28日(火)から始まる公開テストにも参加予定となっており、ここで、うまくマシンを仕上げて、開幕戦SUGOで勝利を手に入れたいところだ。
全日本ロードレース選手権(JSB1000クラス)参戦について