ST1000は高橋裕紀、ST600は岡本裕生、J-GP3は山田尚輝がトップ!!
News 2020.07.29
全日本ロードレース選手権第1戦 スーパーバイクレース IN SUGO 公開テスト2日目が7月29日(水)に行われた。初日は、激しい雨のため満足に走ることができなかったが、この日は、朝から霧雨が降る天候で路面はウエット。午前9時からJ-GP3クラスのセッションからスタートした。午後になると雨は止み、路面は乾いて行き、ST1000クラスの2回目のセッション途中からは、ほぼドライコンディションとなっていた。
JSB1000クラスは、ウエットの1回目、ドライの2回目と共にYAMAHA FACTORY RACING TEAMの野左根航汰がトップタイムをマーク。1本目は、前田恵助が2番手、中須賀克行が3番手、2本目は中須賀が2番手と上位をヤマハ勢が占める結果となった。
「ウエットとなった1本目は、セッション開始早々に転倒してしまい、今年試している車体の方を壊してしまいましたが、チームが素早く修復してくれたので、2本目で乗ることができました。すごく感謝しています。ウエットでもう少し詰めておきたい部分もあったのですが、2本目はドライになったので、気持ちを切り換えてマシンセットに集中しました。最後の最後にベストタイムを出せたので、よかったですね。いいテストになりました」と野左根。
野左根は、ただ一人1分26秒台に入れる1分26秒985でトップ。2番手に中須賀が1分27秒368、3番手に渡辺一樹が1分27秒456、4番手に渡辺一馬が1分28秒149、5番手に清成龍一が1分28秒154、6番手に濱原颯道が1分28秒630、7番手に水野涼が1分29秒031、8番手に津田一磨が1分29秒170、9番手に前田恵助が1分29秒283、10番手に関口太郎が1分29秒971、11番手に加賀山就臣が1分29秒982、12番手に柳川明が1分30秒471、13番手に中冨伸一が1分31秒088、14番手に今野由寛が1分31秒213、15番手に岩田悟が1分31秒587、16番手に児玉勇太が1分31秒838、17番手に秋吉耕佑が1分31秒923、17番手に亀井雄大が1分32秒270と続いた。
今シーズンよりスタートするST1000クラスは、やはり1本目はウエット、2本目は、ドライとなったが、こちらも高橋裕紀が、両セッションでトップタイムをマークした。
「ウエットでもドライでもマシンの感触を確かめることができましたし、ダンロップタイヤのフィーリングもなかなかよかったので、いいテストになりました。まだまだ走行時間が少ないですし、詰めて行きたい部分もあるので、レースウイークも集中してマシンセットして行きたいですね」と高橋。ただ一人1分30秒台に入れる1分30秒287というトップタイムにも、まだまだやることが多いと語る。
2番手に1分31秒013の星野知也、3番手に1分31秒393の名越哲平、4番手に1分31秒587の藤田拓哉、5番手に1分31秒634の岩﨑哲朗と、ここまでが1分31秒台。6番手の伊藤和輝が1分32秒498、7番手の榎戸育寛が1分33秒264、8番手に清末尚樹が1分33秒920、9番手に奥田教介が1分34秒145、10番手に尾野弘樹が1分34秒934、11番手に作本輝介が1分34秒934、12番手に國川浩道が1分34秒986、13番手にジェゲデ・ゼカライヤが1分38秒096と続いた。
ST600クラスは、2回目のセッションで多重クラッシュが発生し、赤旗中断。30分に短縮されて行われた。ここでトップタイムをマークしたのは、岡本裕生だった。タイムは1分31秒720。2番手に1分31秒829の荒川晃大と続き、トップ2が1分31秒台。3番手にゼッケン1をつける小山知良が1分32秒201、4番手に横山尚太が1分32秒241、5番手に國峰啄磨が1分32秒602、6番手に菅原陸が1分32秒649、7番手に南本宗一郎が1分32秒685、8番手に長尾健吾が1分32秒914、10番手に阿部恵斗が1分32秒955というトップ10だった。
J-GP3クラスは、山田尚輝が1分44秒074でトップ。2番手に千田俊輝が1分45秒206で続き、Mistresa Jr.が1-2を占める結果となった。