チーム監督就任と今後のビジョンを語る
News 2020.08.03
今シーズンから全日本ロードレース選手権JSB1000クラスとST1000クラスに参戦を開始するKeihin Honda Dream SI Racingの伊藤真一監督が、8月3日(月)に宮城県庁を訪れ、遠藤信哉副知事を表敬訪問した。
いよいよ今週末より宮城県・スポーツランドSUGOで始まる全日本ロードレース選手権へ監督として参戦することとチームの、これからのビジョンを説明した。
「角田市出身の伊藤真一が株式会社ケーヒン様、株式会社ホンダモーターサイクルジャパン様、株式会社PーUP world様の協力のもとKeihin Honda Dream SI Racingを立ち上げ、全日本ロードレース選手権、鈴鹿8耐に参戦します。コロナ禍で全日本ロードレース選手権も開催が延期、中止となっていましたが、今週末にガイドラインのもと、宮城県にあるスポーツランドSUGOでレースが行えることになりました。宮城県民の皆さんが元気になるレースをしようと思っています。今シーズンは、全日本チャンピオンを獲り、日本を代表チームとなり、アジア諸国からライダーを受け入れ、レース界にインバウンド効果をもたらせ、アジアを代表するチームとなり世界へ挑戦できる体制を宮城県で作って行きたいと思っています」と、やや緊張した面持ちで伊藤監督は語った。
「角田市出身で国内外で多くの実績を残された伊藤選手がKeihin Honda SI Racingの監督にご就任されたということで、あらためてお祝いを申し上げます。ケーヒン様には、半世紀以上、県南を中心に様々な自動車産業を支えていただく活動をしていただいております。スポーツランドSUGOがございます村田町でECUを製造する新しい工場を建設していただいており、雇用、経済振興にご尽力頂いております。そのケーヒン様の応援を受け、伊藤監督が、その手腕を遺憾なく発揮して好成績を収め、県民の励みになるようなレースをしていただければと期待しています。コロナ禍の折り、多くのイベントが自粛されてきましたが、スポーツランドSUGOで全日本ロードレース選手権が開催されることは、我々にとっても励みになりますし、希望と喜びを与えていただけるようなレースにしていただきたいと思います」と遠藤信哉宮城県副知事は、伊藤監督を激励。
終始なごやかな雰囲気の中、最後に記念写真を撮り、2輪モータースポーツを通じて、宮城県全体を盛り上げて行くことを確認していた。