ST1000クラスにTERAMOTO@J-TRIP Racingからエントリー
News 2020.10.07
ここ数年、鈴鹿8耐を中心に活動していた寺本幸司が最終戦MFJグランプリST1000クラスに主催者推薦で出場することが決定した。
2020年シーズンは、9年振りにスズキにスイッチしてSSTクラスで表彰台を狙う予定だった。しかし、コロナ禍の影響で鈴鹿8耐も中止となってしまったため走るレースがなくなってしまっていた。
「多くの皆さんのご協力のおかげでMFJグランプリへの参戦が実現する運びとなりました。本当に感謝という言葉しか見つかりません。久しぶりのスズキは、ボクの知っているマシンとはかけ離れているほど進化していますが、ホームに戻ってきたという感覚もあります。新設されたST1000クラスでレースをするのを今から楽しみにしています。応援よろしくお願いいたします」
寺本と言えば地方選手権時代から全日本ST600クラスで活躍していた時代はスズキをライディングしていた。その後、BMWで鈴鹿8耐を戦っていたが、今年は久しぶりにスズキに戻って来た。マシンはスズキGSX-R1000R、ゼッケンは51になる予定。世界最速のレーシングスタンド屋さんJ-TRIPの森賢哉氏がチーム監督を務め、サスペンションにイタリアのbituboを使っているのが、他とは違うところ。最終戦MFJグランプリST1000クラスをかき回す存在になりそうだ。